トヨタが“もっと手に入れやすいランクル”をお披露目! 「ランドクルーザー250」発表会で存在が明らかに「コンパクトクルーザー」ってどんなクルマ?
トヨタ首脳が「コンパクトクルーザー」の登場を明言
トヨタ自動車は先ごろ新型車の発表会を開催し、新しい「ランドクルーザー250」をお披露目しました。日本仕様の発売は、2024年前半と予告されています。
発表会の終わりが近づいてきた頃、プレゼンテーションを担当していたトヨタの首脳が、突然、1枚の写真を紹介。なんとそこには、近未来のランクルシリーズ示唆するモデルが写っていました。そのうちの1台は、トヨタがかつてお披露目した「コンパクトクルーザーEV」そのものだったのです。

1951年8月1日、前身のトヨタ「ジープBJ型」が誕生。今年2023年、ランドクルーザーシリーズはデビュー72周年を迎えました。以降、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」というコンセプトを掲げるランドクルーザーシリーズは、いつの時代も人々の「暮らしを守る」という使命を担ってきました。
新たに誕生したランドクルーザー250は、シリーズの中のライトデューティモデルに位置づけられています。しかし、実質的な従来モデルである「ランドクルーザープラド」の正常進化版とするのではなく、“原点回帰”をテーマに存在意義と価値を改めて見つめ直し、ポジショニングをリセット。新しい250系はシリーズの中核モデルとして生まれ変わりました。
これによりランドクルーザーシリーズは、フラッグシップに君臨するステーションワゴンの300系、高い耐久性と走破性を備えたヘビーデューティモデルの70系、そして、優れた悪路走破性をベースに扱いやすさと快適性をプラスし、人々の生活を支える250系と、それぞれのポジショニングが明確になりました。
●250系に通じるデザインを採用したコンパクトクルーザー
このように、“ザ・ランドクルーザー”というべき存在へと生まれ変わった250系ですが、発表会の席上、プレゼンテーションをおこなっていたトヨタ自動車の取締役・執行役員 デザイン領域統括部長サイモン・ハンフリーズ氏は、突然、1枚の写真を紹介しました。
そこにはなんと、将来のランドクルーザーシリーズを構成する新たなモデルが映し出されていたのです。
「我々は未来へ向けて、カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」
そう語るサイモン氏の背景に映し出された写真には、コンパクトSUVとロングボディのラージSUV、そして次世代の全く新しいモビリティの姿がありました。
なかでも注目に値するのが、向かって左側に映し出されたコンパクトSUV。その姿はまさに、トヨタが2021年12月に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」で初公開した注目モデル、コンパクトクルーザーEVだったのです。
コンパクトクルーザーEVは、都市で暮らすアウトドアレジャー好きの若者をターゲットに企画されたコンセプトカーで、フランスはニースにあるED2(EDスクエア)のチームが企画したコンセプトカーです。
トヨタ4WDの伝統をベースに誕生したモデルだけに、「FJクルーザー」や初代ランドクルーザーのイメージを踏襲した角張ったスクエアなシルエットが特徴。コの字型のヘッドライト、フロントグリル中央の「TOYOTA」ロゴエンブレムなど、フロントマスクは新しいランドクルーザー250にも通じるデザインエレメントが採用されています。
コンパクトクルーザーEVのボディカラーはFJクルーザーを想起させるラインナップで、明るいブルーやシックなグリーン、イエロー、シルバーなどが公開されています。
インテリアの詳細は明らかになっていませんは、欧州トヨタが公開した動画内に写るインテリアのCGでは、水平基調の造形に大画面の液晶ディスプレイを組み合わせたシンプルで機能的なインパネが見てとれます。
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新しいランドクルーザー250は、厳しくなる環境規制に対応すべくパワートレインにハイブリッドを設定するなど、トヨタのカーボンニュートラルに挑戦する姿勢を示したモデルといえます。
その発表会場で紹介されたコンパクトクルーザーEVは、トヨタが「ランクルをより手に入れやすくできないか」という新たなチャレンジに挑んでいることを示唆する注目のモデルといえそうです。
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