日本上陸した2023年注目の1台 ボルボ新型BセグメントSUV「EX30」に見るボルボの未来図とは?
全長4235mmのコンパクトSUVは車両価格559万円
2030年までにすべてのモデルをEVへ切り替えることを明言しているスウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」。その次世代モデルの主力と目されるBセグメントのコンパクトEV「EX30」が日本上陸を果たしました。

現在のボルボは、ピュアエンジン車を順次廃止し、48VマイルドハイブリッドやPHEVの電動車に集約しています。
さらにハイブリッドやEVの両方を含めた小型電動車向けプラットフォーム「CMA」による初のEVとなるコンパクトクーペSUV「C40」を、日本でも2022年1月より発売し、同年7月より、コンパクトSUVであるXC40のEV「XC40リチャージ」の導入も始まり、徐々にEVモデルの拡大を図っています。
さらにグローバルでは、22年11月にフラッグシップEVとなるラージSUV「EX90」が発表されていますが、日本では、それよりも早く2023年6月に発表されたばかりの新型「EX30」が導入されました。
新型EX30の最大の特徴は、ボルボ史上もっとも小さなEVであること。さらに日本の交通事情にマッチする取り回しの良さに加え、機械式立体駐車場にも対応可能なサイズであることも強みです。
もちろん、小さいことは環境への影響もより抑えられるメリットもあり、原材料から廃棄及びリサイクルに至る過程で排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算した「カーボンフットプリント」は、ボルボ車最小を実現。同じく小型EVであるC40リチャージやXC40リチャージと比較して、CO2の排出を25%も削減されています。
これは新型EX30が、40系のモデルよりも小型化されたこともありますが、車両に使われる素材のうち、アルミニウムが約25%、スチールが約17%、プラスチックが約17%をリサイクル素材とした効果も大きく、ボルボ車の中では最多の割合となっています。もちろん、優れた環境性能は、EX30の魅力のひとつにすぎません。
同列に語られる魅力のひとつが、デザインでしょう。
エクステリアは、より未来的なスタイルに。象徴的なフロントマスクは、エンジンレスを表現したグリルレスマスクとなっていますが、伝統のボルボエンブレムと、最新ボルボのアイコンであるトールハンマーデザインのヘッドライトを備えることで、、一目でボルボと理解できるデザインに仕上げています。
またツートンルーフや縦長のテールレンズなど、ボルボファンにはお馴染みのデザインアイコンもしっかりと取り入れられています。

そして、ボディカラーでは、往年のボルボ車を彷彿させる鮮やかな色が取り入れられているのも印象的で、近年のボルボでは珍しいイエローも用意されています。
よりユニークで、スカンジナビアテイストが発揮されるのがインテリアです。
EVのメリットを活かしたロングホイールベース構造により、ボディサイズから想像するよりも、ずっと広い空間が確保されています。
ステアリングと大型のインフォメーションパネルだけとなったダッシュボードには、TV用のサウンドバーを彷彿させるスピーカーシステムを内蔵。これによりスピーカーレスとなったドアパネルは、デザインの自由度が増しただけでなく、収納スペースも拡大されています。
また収納面では、引き出し式のセンターコンソールボックスがユニーク。ドリンクホルダー部がアームレストから引き出し式となっており、不要な際は、格納することで、コクピット周辺の広さにも貢献しています。
インテリアには、外装色との組み合わせで、4種類のコーディネートを用意。温室効果ガス削減の狙いから、レザーフリーとなっていますが、デニムの端切れを活用した素材など環境に配慮しながらも、洒落た楽しい空間づくりが心掛けられているのも、スカンジナビアデザインの魅力と言えるでしょう。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】