全長4.1mのジープ最小コンパクトSUV 新型「アベンジャー」にハイブリッドモデルが欧州で登場 日本登場は2024年!?
従来の電気自動車(EV)に加えハイブリッドモデルが登場
ステランティスのブランド「Jeep(ジープ)」は2023年11月10日、欧州にて新型「アベンジャー」のラインナップを拡大、「アベンジャー eハイブリッド」を設定しました。

新型アベンジャーは2022年10月、パリモーターショーにおいて世界初公開されたジープブランド初となるバッテリー式電気自動車(BEV)で、その全長は4076mmと「レネゲード」よりも160mm短いサイズになり、ジープとしては最小のコンパクトSUVとなります。
搭載されるモーターは156馬力・260Nmを発生、前輪を駆動します。また搭載されるリチウムイオンバッテリーは54kWhで、WLTPモードで400kmの航続距離を誇ります。
その使い勝手の良いサイズやジープらしいスタイリッシュさで人気となり、欧州では2023年4月の市場導入がおこなわれて以降、同年10月には早くも受注が4万台を突破、すでに欧州COTY(カー・オブ・ザ・イヤー)やウーマンCOTYのベストファミリーSUVなど10を超える賞を受賞しています。
今回追加された新型アベンジャー eハイブリッドは、EVと内燃エンジンモデル(ICE)を補完するモデルとなります。
1.2リッター3気筒ガソリンエンジンに48Vのリチウムイオンバッテリー、そして6速デュアルクラッチ電動ギアボックスが組み合わされます。トータル出力は100馬力・205Nmとなります。
このギアボックスには21kW(約28.5馬力)・55Nmを発生するモーター、インバーター、そしてトランスミッションユニットが組み込まれており、コンパクトさと効率を最適化します。
一般的な運転状況下では、エンジンは最適な燃料効率を実現するように設計されており、ATを搭載した内燃エンジン車と比較して、CO2排出量は最大15%削減します。また都市部での走行ではその半分以上の時間、100%EVモードで走行するといいます。
燃料タンク容量は44リッターです。
新型ジープ アベンジャー eハイブリッドは2023年11月末より発売されます。
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