クロスオーバーバイクの絶対王者 BMW新型「R1300アドベンチャー」欧州で登場 新技術オートシフト搭載で完全武装の“ゴツ仕様” ネットでの反響とは
バイクに革命をもたらし定着させた“二輪版SUV”
腰高・オフロード車の体躯・視線が高い・運転が快適・高い積載性・スポーツ車なみの走行性能。
これらは四輪のSUVのような機能にも見えますが、とあるカテゴリの二輪が持つ特徴です。
オフロード車のようなスタイルを持った大柄のバイクが当たり前に存在するようになりました。それこそ四輪のSUVと同じような状況です。
「アドベンチャー」や「クロスオーバー」といわれるバイクは、ここ数年で大増殖・大流行し、世界のメーカーのほぼ全てが手を出し、定番の型となりました。
意固地なまでにクルーザーのスタイルを貫いているハーレーダビッドソンすら「パンアメリカ」というアドベンチャーモデルを出したことが、世界的流行を示す良い例でしょう。
この流行のきっかけとなったバイクがあります。それがBMWモトラッドの「R1200GS」です。

R1200GSは、伝統の水平対向2気筒エンジンを水冷化するなど完全刷新モデルとして2012年に本国で発表され、翌2013年に日本で発売となります。
まるで軍用バイクのような大迫力と造形を持った車体は見た目のインパクトが非常に強く、多くのバイクファンの心を鷲掴みにしました。
さらに業界を震撼させたのが走行性能です。
巨体にもかかわらず、並みのスポーツバイクを文字通りぶっち切るパワーとトルクがあり、高速状態での安定性は矢のように抜群。それにもかかわらず上体が起きた楽な姿勢で操れる快適性能を併せ持つなど、従来の考えを覆す新たなスポーツバイクとして認識され、大ヒットを記録します。
GS自体の歴史は長いのですが、このR1200GSのインパクトが突出しており、世界中のメーカーが追従モデルを矢継ぎ早に開発・投入していきました。
アドベンチャー/クロスオーバーという新たな市場が出来上がるきっかけとなったGSは、このカテゴリのキングたる存在になっています。
R1200GSは、2018年に「R1250GS」、そして2023年に「R1300GS」にフルモデルチェンジされました。日本でも発表・発売済みです。
GSは現在シリーズ展開され様々な排気量のGSがありますが、ここまで紹介してきたのはシリーズのフラッグシップモデルです。
そしてこのフラッグシップにはさらなる“王者”が設定されてきました。
それが「GS アドベンチャー」で、GSをベースにオフロードの走破性や航続距離を延長したまさに冒険仕様のモデルです。
R1200GSにもR1250GSにもアドベンチャーが設定されてきましたが、2024年7月5日、本国で最新型「R1300GSアドベンチャー」が発表されました。
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