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ツーリングで道を選ばないオールラウンダー! 本質に立ち戻った いま人気の「大型クロスオーバー」バイク3選

水冷「R1200GS」が発端となった巨大市場

 それまでの空冷エンジンに見切りをつけて新開発の水冷エンジンに切り替えたBMWモトラッド「R1200GS」(2013年)の大ヒットを皮切りに、全世界に波及したのがアドベンチャー/クロスオーバー(以下ADV)と呼ばれるカテゴリです。

2024年9月7日に登場した最新型のBMWモトラッド「R1300GSアドベンチャー」。
2024年9月7日に登場した最新型のBMWモトラッド「R1300GSアドベンチャー」。

 軍用車のような迫力のある車体とは裏腹に、ヘタなスポーツバイクをぶっちぎれるほどのスピードを持っていたGSに世界の二輪業界が驚愕し、対抗車種を矢継ぎ早に開発・発売していきました。

 日本のメーカーもADVをラインアップしていないメーカーはなく、バイクメーカーにはもはや必須のスタイルとして定着しました。

 スピードが注目されたR1200GSですが、実はオフロードの走行性能も非常に高い“オフ車”の側面があります。

 オフロードを愛好するライダーは全体的に少ないため、大半のADVはオンロードの走行をメインに据えています。

 視界が高く前傾姿勢をとらずに乗れるADVは快適性が非常に高いため、その部分がクローズアップされている要因です。

 しかし、本質であるオフロード性能を追求したADVも存在します。今回は、キングのR1200GS以外の3台を紹介します。

※ ※ ※

 1台目に紹介するのはホンダ「CRF1100L アフリカツイン」です。

ホンダ「CRF1100L アフリカツイン」
ホンダ「CRF1100L アフリカツイン」

 アフリカツインは、「パリ-ダカールラリー」(現在のダカールラリー)参戦用のワークスマシン「NXR750」にルーツを持つ大型オフローダーです。

 初代アフリカツイン(XRV650)は1988年に登場。ダカールマシンのノウハウを投入した大型オフローダーで、647ccの水冷V型2気筒OHCエンジンを搭載しました。

 ワークスマシンらしい円形2眼のヘッドライトや容量24Lの燃料タンク、そしてアンダーカウルを備えた特異なスタイルが特徴です。

 それからわずか2年後の1990年には排気量を742ccにアップした2代目が登場します。

 2代目でアフリカツインは一旦途切れますが、2016年に3代目として15年ぶりに「CRF1000L アフリカツイン」が復活します。

 新世代のアフリカツインは、新開発の998cc並列2気筒OHCエンジンを搭載していました。

 アドベンチャーブーム真っ只中の復活でしたが、歴代に倣いオフロード性能を高めたことで、ライバルとの差別化をはかることに成功しています。

 ストロークの長いサスペンションを装備しているため、ジャンプするような激しい走行にも対応できます。

 また、トランスミッションはオフロード走行にも対応したAT(DCT)を採用したこともトピックです。

 そして2019年に現行型「CRF1100L アフリカツイン」が登場します。

 エンジンは3代目を引き継いだ並列2気筒OHCですが、排気量を1082ccに拡大しています。

 ちなみに現行型エンジンのスペックは、最高出力75kW(102PS)/7500rpm・最大トルク112Nm(11.4kgm)/5500rpmとなっています。

 さらに24Lの燃料タンクや電子制御サスペンションを装備した「CRF1100L アフリカツイン アドベンチャースポーツES」もバリエーションとして展開しています。基準車にもアドベンチャースポーツにも従来式の6MTとDCTモデルがそれぞれ設定されています。

Nextアフリカツインが覚醒させた本質の追求
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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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