「えっ、これがジャガー!?」 新型「タイプ00」世界初公開 新生ジャガーのデザインコンセプトは“他の何にも似ていない”超高級クーペ
これまでのどんな“ジャガー”にも似ていない
ジャガーの新しいデザインコンセプト「タイプ00」がマイアミ・アートウィークで公開されました。

その姿を見て、多くの方々が度肝を抜かれたことでしょう。それどころか「なんでこんな風に変わってしまったんだ」と悲嘆に暮れる往年のジャガー・ファンがいたとしても不思議ではありません。
なにしろ、ジャガーといえば控え目かつエレガントなスタイリングで、これまで絶大な人気を誇ってきたイギリスの老舗ブランド。とりわけ、1961年に発表されたEタイプの優美さは格別で、あのエンツォ・フェラーリ氏をして「世界でもっとも美しいクルマ」と言わしめたほどでした。
ところが「タイプ00」は、これまでのどんなジャガーとも似ていないばかりか、他ブランドを含めた歴史上のどんなクルマとも異なっているように思えます。
エクステリアデザインは、そのほとんどが、これ以上ないくらいシャープな直線で構成されています。
ボディサイドから見て曲線が用いられているのは前後のホイールアーチとルーフラインくらいでしょうが、それさえも雲形定規で描いたのではないかと思われるほどシンプルな曲線です。
ジャガー伝統の温かみや優しさが伝わるデザインとは正反対の、冷たさや“硬さ”が感じられるデザインといっていいでしょう。
前後のデザインも同様で、ほぼ直線しか見当たりません。それは、もはや自動車でさえなく、未来からやってきたロボットかなにかのように見えます。
もっとも、この2ドアGTと思しきタイプ00が生産化されることはなく、2025年以降、これと同じデザイン言語で描かれたEVが3台デビューする計画で、最初の1台は4ドアGTとなることが決まっています。
実は、この「新生ジャガー第一号」は量産化に向けたテスト走行がすでに始まっており、公開されたその写真からも、タイプ00とよく似た直線的なデザイン、長いホイールベース、前輪からAピラー付け根までの距離(これをプレミアム・ディスタンスといいます)が長いなどといった特徴的なフォルムが浮かび上がってきます。
なぜ、ジャガーはここまで大きく変わらなければいけなかったのでしょうか?
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