ワゴンだけになったVW新型「パサート」は“広い後席&荷室”が最大の武器! 乗り心地と安定感と軽快感がハイレベルの走りは驚愕です
軽快なフットワークは「ゴルフGTI」に匹敵
そんな新型「パサート」のパワートレインは、すべて4気筒エンジンとなっています。

1.5リッターのガソリンターボ、2リッターのディーゼルターボ、そして、1.5リッターガソリンターボに強力なモーターと外部充電可能な大型バッテリーを組み合わせたPHEV(プラグインハイブリッド)の3タイプをラインナップしています。
今回、試乗車として用意されていたのは、そのうちの1.5リッターのガソリンターボとPHEV。駆動方式はいずれもFFです。
ベーシックな1.5リッターのガソリンターボでも、最高出力150ps、最大トルク250Nmと十分なスペックを発生。車重は1.5トン以上と重量級ですが、力強さという点では不満はありません。
それを踏まえれば、PHEVの動力性能がよりパワフルであるのは想定の範囲内。大型バッテリーの搭載などで車重は1.8トンを超えますが、大型モーターがもたらす厚いトルクのおかげで力強い加速を楽しむことができます。
そんな新型「パサート」の走りで驚かされるのは、動的質感の高さ。なかでも圧倒的な乗り心地は感動モノです。
重心が低いワゴンは、走行安定性を高めるためにSUVほどサスペンションを硬くする必要がありません。それが新型「パサート」ではなめらかな乗り心地に直結しています。
また、高速道路における直進安定性もズバ抜けたレベルにあります。速度無制限の高速道路=アウトバーンがある国でつくられたクルマで、かつ先述したようにロングツアラーとしての能力を求められる存在であるため当然といえば当然ですが、想像を大きく超えた安定感には驚かされました。
一方、ワインディングにおける動きは、まるで「ゴルフ」のスポーツ仕様である「ゴルフGTI」を思わせる出来栄え。水を得た魚のようにドライバーの思いどおりに曲がっていき、安心してドライビングを楽しむことができます。
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ラゲッジスペースが広い上に、乗り心地や高速巡航時の安定感、峠道におけるハンドリングの軽快感も極上……新型「パサート」に乗って感じたのは、ワゴンに求められる魅力を突き詰めたモデルだなということです。
一定数のユーザーがなぜワゴンを選ぶのか? それを徹底的に考えたモデルが新型「パサート」といえるでしょう。いい換えれば、ワゴンを求めるユーザーが重視する点をしっかり押さえたクルマづくりがおこなわれているというわけです。
今だからこそ、あえてワゴンを選ぶ……新しい「パサート」はそんな人たちに投げ込まれド直球のモデルでした。
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