ハイブリッド化されたレクサス新「LX700h」は何がスゴい? “一部改良”とは思えない大進化で格上の「耐久信頼性・走破性・上質さ」を獲得
“ギア感”を強調したグレード「OVERTRAIL」を新設定
発売が開始されるやオーダーが殺到。長い長いウェイティングリストができた超人気モデル、レクサス「LX」が登場から約3年にしてアップデートをおこないました。レクサスでは“一部改良”という言葉を使っていて、実際にデザインなどは変更されていないのですが、実際のその内容はきわめて充実しています。

目玉は、やはり「LX」初のハイブリッドの設定でしょう。3.4リッターV型6気筒ツインターボエンジンと10速ATに、1基の電気モーターを挟み込む形のハイブリッドシステムは、燃費向上、出力アップはもちろん、何より“どこへでも行き、生きて帰って来られる”という「LX」の特質を損なわないよう開発されています。
フレーム後端に積まれる駆動用バッテリーは防水トレーで厳重にシールされていて、もし浸水した際にはすぐに注意喚起がおこなわれます。また、もしハイブリッドシステムがダウンしたときのために、スターターモーター、オルタネーターも搭載。走行不能となるのを防ぎます。耐久性、信頼性の徹底ぶりは、まさに「そこまでやるか?」というレベルです。
また走破性の面でも、路面や走行状況に応じた最適な走行制御ロジックを選択できるマルチテレインセレクトの「ROCK」モードでは電気モーターだけでの走行が可能に。電動化によりオフロード性能も、むしろ向上させています。
ハードウェアの面ではさらに、ラジエータサポート回りに補強部材を追加して操舵応答性を向上させたり、インストルメントパネルリンフォースメントにブラケットを追加&板厚変更をおこなって操舵感、操縦安定性を高めたりといった変更が施されています。目指したのは「対話のできる走り」です。また、キャブマウントクッションは、フレームとボディのこじるような動きだけを規制するよう特性が変更されています。

こうしたハードウェアの進化に対して、内外装については、インテリアに12.3インチ大型フル液晶メーターやエレクトロシフトマチック、前席リフレッシュシートなどが採用された程度。外装には大きな変更は加えられていません。
一方、こちらも目玉のひとつといって間違いないのが新グレード「OVERTRAIL」の設定です。
ユーザーのアウトドアライフに寄り添うべく、すでに「NX」や「GX」などに設定されているこのグレードは、各部をブラックで仕立てて“ギア感”を強調した外観に、標準のセンターに加えて前後3つのディファレンシャルロック、18インチの専用オールテレーンタイヤなどを組み合わせています。ムーンデザートの外装色も、お馴染み「OVERTRAIL」専用色です。
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