シリーズ最安でも最速! スバルの新しいSUV「フォレスター」のターボ車を試す “スポーティな走り”はハイブリッドより格上? コスパの高さも魅力的
ターボ車のハンドリングは“ストロングハイブリッド”より格上
予約開始から2か月間で約1万5000台を受注と、販売好調が伝えられているスバルのミッドサイズSUV新型「フォレスター」。本記事ではその中から、ターボエンジンを搭載する唯一のグレード「スポーツ(SPORT)」の実力を検証したいと思います。

新型「フォレスター」には、2.5リッター水平対向4気筒自然吸気エンジンを核とするハイブリッド車と、従来モデルから継承したモーターのつかない1.8リッター水平対向4気筒ガソリンターボエンジンという、ふたつのパワーユニットがラインナップされています。
なかでも、好調なセールスを記録しているのは前者だといいます。ハイブリッドモデルの受注台数はスバルの予想を超えるもので、これからオーダーすると、現状、納期は1年以上先になってしまうそうです(今後、スバルも増産体制を敷く計画を立てているようですが……)。
ハイブリッドとガソリンターボエンジンという2種類のパワーユニットを設定する新型「フォレスター」ですが、多くの人々がハイブリッドを選ぶ気持ちはよく分かります。
新型「フォレスター」に用意された「S:HEV」と呼ばれるハイブリッドは、従来モデルに設定させていた“マイルドハイブリッド”ではなく、強力なモーターを組み合わせた“ストロングハイブリッド”。実際に試してみたところ、高速走行中の実燃費が18km/Lを超えるなど、従来の「フォレスター」では考えられなかった素晴らしい燃費をマークします。
それでいて、スバルらしい走行安定性や運動性能をしっかり備えているのですから、多くの人々が“ストロングハイブリッド”を選ぶのも理解できます。
でも、筆者(工藤貴宏)は強く主張したいのです。「もしも自分が『フォレスター』を選ぶなら、絶対にターボ車だ」と。理由はふたつあります。
ひとつ目はドライブフィールの気持ちよさ。なかでもハンドリングの出来栄えは上々で、“ストロングハイブリッド”でも十分ハイレベルですが、ターボ車のそれはさらに上をいきます。
新型「フォレスター」のターボ車はライントレース性が高く、大きな舵角を当てなくてもスッとクルマが曲がり始め、ドライバーが思い描いたコーナリングラインを素直に旋回していきます。
“ストロングハイブリッド”と比べるとターボ車は絶妙にシャープで、ムダな動きが抑えられています。動きもひときわ軽快で、ドライバーとの一体感が強いのです。
もちろん“ストロングハイブリッド”との違いはわずかですが、ワインディングでの走りを楽しみたいと考えるクルマ好きなら、きっとそのわずかな違いを感じとれることでしょう。
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