再び「ヒットの予感」 進化した軽SUV新型「デリカミニ」初公開! 初代の“ブサかわ路線“を継承しながら「三菱のSUVらしさ」が全開です
先進的な雰囲気になった運転席まわりのデザインも大いにアリ
新型「デリカミニ」のスタイリングは、新しくなってもしっかりと“「デリカミニ」感”の強いものとなっています。

ヘッドライトには、半ドーナッツ状のシグネチャーユニットが初代より受け継がれていますし、誰がどう見ても「デリカミニ」にしか見えないルックスに仕上がっています。
興味深いのは、新型の開発は初代と並行しておこなわれていたというエピソード。しかも初代が誕生する頃には、新型のデザインもほぼ固まっていたといいます。
しかし、従来モデルの発売後、新型のデザインは大きく軌道修正されたのだとか。当初のプランでは、新型のデザインはもっと無骨な、オフローダーテイストのものだったといいます。しかし、初代のヒットを受け、人気の要因のひとつとなった“ブサかわな雰囲気”を、新型でも継承することになったのです。ヒット作の裏側には、何があるか分かりませんね。
“「デリカミニ」感”が強いルックスの中には、初代から変わった部分ももちろんあります。そのひとつが、フロントウインドウの角度。
新型のそれは、ルーフの先端が初代に比べて10cmほど前方に出ており、その分、フロントウインドウの角度が立っています。これは車内の開放感アップと、斜め前方の視界を良化させるねらいからです。
一方のインテリアでは、ダッシュボード自体の構成が激変しています。メーターパネルが液晶ディスプレイとなったことから、メーカーオプションの純正カーナビ装着車ではダッシュボード上に2枚の大きな液晶が並び、モダンな雰囲気へと様変わりしています。初代に採用されていたアナログメーターも確かに味わい深いものでしたが、新型の先進的な雰囲気も大いにアリだと筆者(工藤貴宏)は思います。
そのほか、キャビンのパッケージングは基本的に同じものの、ステアリングの位置がわずかに手前側=ドライバー側に寄っているのは、初代からの変化のひとつです。これによってドライビングポジションの最適化が図られ、大柄なドライバーでもしっくりくる運転姿勢を取れるようになったのは朗報ですね。

また、メーカーオプションの純正カーナビはGoogle搭載型となり、スマホがクルマに内蔵されているかのような感覚で操作できるのは好印象。
加えて、三菱自動車初となる、真上からだけでなくアングルを8カ所から任意に選べる“3Dマルチアラウンドモニター”や、ボンネット下が透けて見えるような“フロントアンダーフロアビュー”などの設定も、新型「デリカミニ」の大きなトピック。先進機能もどんどん投入されているのです。
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筆者が新型に接してみて安心したのは、なんといっても「デリカミニ」は新しくなってもしっかり「デリカミニ」だった、という事実です。
こういう“キャラクターがしっかり定まったクルマ”は、モデルチェンジの際にそれを上手に継承しないと、ユーザーに“コレジャナイ感”を与えてしまいます。だからこそ、モデルチェンジは難しいのですが、新型「デリカミニ」は、しっかりと個性を継承しているどころか、より一層“「デリカミニ」感”が強まっていたのです。
新型もまた、ヒット作となりそうな予感しかありません。
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