ドイツ発“プレミアムミッドサイズSUV”の後席は快適? ロングドライブは楽にこなせる? アウディの人気モデル新型「Q5」のリアシート“居住性”をチェック
頭上空間もレッグスペースもしっかりとした余裕あり
ここからは、新型「Q5」のリアシートを詳しく見ていきましょう。
新型は新たなインテリアコンセプトに基づいて設計されており、前後シートともヘッドクリアランス、レッグスペースともに余裕が感じられます。
実際にリアシートに座ってみると、乗り込んだ瞬間から十分なゆとりがあります。身長170cmのドライバーが運転席に座ってきちんとした運転姿勢をとり、その後ろのシートに座ると、ヒザ前には3個以上のコブシが収まり大人でも足を組んで座ることができます。
その際、頭上にはコブシ1個以上のスペースがあり、ヘッドクリアランスにも十分な余裕があることが分かります。
新型「Q5」はリアシートの前後スライドが可能で、ラゲッジスペースの容量を増やすことができます。それでも、ホイールベースが2820mmと長いので、後席を最も前に出した状態でもヒザ前に1個以上のコブシが収まり、短時間の移動であれば苦にならず座っていられます。
またリアシートは、背もたれの角度調整が可能。もちろん、後席乗員のつま先はフロントシート下に収まるので、リラックスした姿勢で移動できます。
そんなリアシートの快適性を語る上で見逃せないのが、後席乗員向けの快適装備です。
イマドキの装備であるUSB-Cポートは前席用と後席用を合わせて4個装備。後席側にもポートが備わることで、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などのデバイスを充電しながら移動時間を楽しめます。仲間やファミリーでの移動時や長距離ドライブでうれしい配慮といえるでしょう。

さらに今回の試乗車である「Q5 エディションワン」は、サイドウインドウにロールシェードがついていたほか、後席ドアの内張りにも下部以外はしっかりとソフトな素材が使われていて、上質な仕立てとなっていました。
そのほか後席乗員向けの快適装備として、エアコンの吹き出し口、エアコンコントローラー、シートヒーターが備わっていたほか、頭上にはLEDの読書灯がつくなど、至れり尽くせりといった印象でした。
リアシートに座って移動してみると、快適性の高さに思わずヒザを打ちました。
大柄なシートは座面のクッションが厚くて乗員のヒザ裏をしっかりと支えてくれるので、移動時も体がしっかりと支えられる印象です。
一般道を走行中は、引き締まった足まわりによって体が多少揺すられるな、と感じますが、路面からの強い突き上げはなく、おおむね不満はありません。
一方、路面の舗装状態がいい高速道路では良好な乗り心地を味わえます。新型「Q5」のリアシートは総じて、快適な空間といえるでしょう。
* * *
精悍なルックスや先進のデジタル装備、そしてパワートレインの先進性などに目を奪われがちな新型「Q5」ですが、リアシートに乗って移動してみると、日常的な街乗りから週末のロングドライブまでしっかりと“使える”SUVだと実感しました。
フロントシートはもちろんリアシートに座る乗員まで、乗る人すべてが快適に過ごせるプレミアムミッドサイズSUV、それがアウディの新型「Q5」なのです。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】