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新型RAV4発売の一方で“販売終了”説も! トヨタ「ハリアー」の次世代型は登場する? 人気が衰えない“上質なミッドサイズSUV”のゆくえを予想

日本では「RAV4」よりもブランド力がある「ハリアー」

 ネット上で見られる「『ハリアー』は現行型を持って販売終了となる」というウワサは、そうした北米市場での販売終了に起因する収益性の課題などを踏まえたものであることは間違いありません。

 とはいえ、日本市場に目を向けてみると、現行型「ハリアー」は今でも順調に売れ続けています。2024年は6万4181台を販売。これは、ミディアムクラス以上のSUVとしては最多の数字で、2025年も「RAV4」より好調なセールスを展開しています。

 確かにハードルは高いかもしれませんが、この好調な国内セールスは次期型デビューの追い風になるかもしれません。

「日本ではかつて、『ハリアー』がレクサス『RX』として売られることになり、一時期、『ハリアー』の名が途絶えたことがありました。しかしそのときは、全国の販売会社がトヨタに対してリクエストをかけ、見事に『ハリアー』が復活したという歴史があります。

 それは、いかに『ハリアー』というモデルのブランド力が高いかを物語るエピソードといえるでしょう。そう考えると、次期型を開発しない手はないと思います。

 昨今トヨタは、仕向地のユーザーに合わせたクルマを展開していく方針を掲げています。実際、北米市場には『タンドラ』や『タコマ』といった大型のピックアップトラックを、中国市場には電気自動車の『bZ』シリーズを積極展開しています。その流れでいくと、日本市場で求められているのは『ハリアー』だと思います」(山本さん)

 では、次期型「ハリアー」が存在すると仮定した場合、どのようなモデルになるのでしょう?

トヨタ「ハリアー」の特別仕様車「Z “レザーパッケージ・ナイトシェード」
トヨタ「ハリアー」の特別仕様車「Z “レザーパッケージ・ナイトシェード」

「新型『RAV4』は進化したプラットフォームと、ハイブリッドオンリーとなったパワートレインを採用。また、次世代の車載OSである“Arene(アリーン)”の搭載も話題となっています。

 同じプラットフォームを使っていても、ラギッドなオフロードテイストの走り味である『RAV4』とは異なる、都会派の乗用車ライクな乗り味を成立させられるということは、すでに現行モデルで証明していますから、あとはいかにして『ハリアー』らしい味つけにするか? ではないでしょうか」(山本さん)

 このように、メカニズム面ではさほど不安要素がない次期型「ハリアー」だけに、重要となるのは「どの程度『RAV4』との差別化を図れるか」だと山本さんは続けます。

「単に『RAV4』とちょっと違うだけでは、現行型のオーナーや歴代モデルを愛してきた人たちは許してくれないと思うんです。なので、まずデザインはとても重要な要素となるでしょう。

 あと、パワートレインにも独自のものが採用されるかもしれません。都会派のSUVだけに電気自動車版があってもおかしくありませんし、ハイブリッドも次世代のシステムとなるかもしれません。

 いずれにしろ、トヨタのSUVラインナップを俯瞰すると、ミッドサイズクラスに都会派のモデルを設定することはとても重要なこと。そう考えると、次期型『ハリアー』は高い確率で登場すると予想しています」

 日本市場におけるヒットモデルである「ハリアー」は、トヨタとしても重要なモデルであることは間違いありません。次期型に関する正式な情報は今のところアナウンスされていませんが、その登場を期待して待ちたいと思います。

Gallery 【画像】「えっ!…」次期型の登場に期待大! これが人気が衰えない現行型トヨタ「ハリアー」です(30枚以上)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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