まもなく発売! 史上最強のトヨタ「RAV4」後席は快適か? 新グレード「GRスポーツ」は7万時間の走り込みで鍛えた走りとリアシートの居住性が魅力的
日本初設定の「GRスポーツ」は本命たる存在か?
日本仕様のトヨタ「RAV4」には初の設定となる「GRスポーツ」。まもなく発売される新型「RAV4」の本命グレードであり、専用のシャシー&空力チューニングや個性あふれるルックスで差別化されています。
もちろん、長距離のレジャードライブとも好相性なモデルだけに、気になるのは仲間や家族など“大切な人”を乗せるリアシートの居住性。実車に座ってその快適性をチェックしてみました。
先日、第6世代へと進化したトヨタ新型「RAV4」。現在のところ、都会的で洗練されたデザインにシートベンチレーションなどの快適装備を満載した上級グレード「Z」と、専用の大型フェンダーモールや六角形のグリルでオフロード感を強調した「アドベンチャー」の2グレードが展開されていますが、新型の本命は、やはり日本仕様では初の設定となる「GRスポーツ」でしょう。
「GRスポーツ」は、TOYOTA GAZOO Racingがモータースポーツで培った知見を市販車に落とし込んだスポーティブランド。新型「RAV4」においても、単に見た目をスポーティに装うだけでなく、意のままの走りを実現するためにボディやシャシーに大幅に手が加えられています。
エクステリアの違いは一目瞭然。「Z」のスマートさや「アドベンチャー」の無骨さとは異なる、アスリートのような機能美を具現しています。
フロントバンパーと一体になった“ファンクションマトリックスグリル”は「GRスポーツ」専用の意匠で、メッシュの開口面積や位置を緻密に計算することで、低速時の冷却性能と高速走行時の空気抵抗低減を両立しているといいます。

フロントバンパースポイラーやウイングタイプのリアスポイラーは、走行中にダウンフォースを発生し、車体を路面に押さえつける効果を発揮。また、リアバンパー下部のディフューザーも、フロア下の空気を整流するために設けられた“本気”の空力パーツです。
足元には、強度を保ちながらも1本当たり2.2kgの軽量化を果たした専用19インチアルミホイールを装着。スポーク間を風が抜けやすい形状とし、ホイールハウス内の圧力を逃がして操縦安定性を高める機能性も盛り込まれています。
そんな新型「RAV4 GRスポーツ」の真価は、ステアリングを握ったときにこそ発揮されます。開発のメインステージとなったのは最新のテストコースである「トヨタテクニカルセンター下山」。延べ7万時間もの走り込みをおこない、フットワークを徹底的に鍛え上げています。
ボディは“フロントパフォーマンスダンパー”や“リアサスペンションブレース”といった補強パーツで剛性を強化。その強靭な体幹に専用チューニングのサスペンションと電動パワーステアリングを組み合わせることで、車高の高いSUVとは思えない乗り心地と、ドライバーの意思に即座に反応するハンドリングを実現しています。
心臓部には、強力なPHEV(プラグインハイブリッド)システムを設定。システム出力320馬力というパワーを、鍛え抜かれたシャシーと空力ボディが受け止めます。その走りのポテンシャルは、スポーツカー級といっても過言ではないでしょう。
●ヒザ前は“コブシ3個半” 頭上にもゆとりあり
2025年度内の発売が予定される新型「RAV4 GRスポーツ」は、レジャードライブとも好相性のモデルだけに、“大切な人”を乗せるリアシートの居住性も気になるところ。そこで、実車に座って快適性をチェックしてみました。
新型「RAV4」シリーズのボディサイズは従来モデルとほぼ同等のため、前後乗員間の距離やヒップポイントの高さ、左右シート間の距離といった数値は、従来モデルと比べて飛躍的に大きくなってはいません。
それでも、実際に大きく開くリアドアから乗り込んでみると、大人でもしっかりとくつろげるスペースが確保されていることが分かります。
リアシートの背もたれには2段階のリクライニング機構が備わり、後席に座る乗員はシーンや好みに応じて背もたれ角度を調整可能。やや立て気味にしてしっかり座ることも、背もたれを倒してリラックスした姿勢をとることもできます。
身長170cmのドライバーが運転席に座り、きちんとしたドライビングポジションをとった状態で、その後ろの席に座ってみると、ヒザ前にはコブシ3個半以上が収まるほどのゆとりがあります。よほど大柄な人でなければ、足を組んで座れるだけのスペースが確保されています。
フロントシート下へつま先をすべり込ませることもできるため、足を少し前に投げ出すような姿勢をとることも可能。この姿勢の場合、リアシートの座面クッションがヒザ裏をしっかり支えてくれるので、リラックスできる人も多いことでしょう。
頭上空間にも十分な余裕が。パノラマルーフ装着車でも、後席乗員の頭上にはコブシ1個以上が収まるだけのクリアランスが確保されています。サイドウインドウの下端はフロントから水平に伸びるラインのため、リアシート両サイドの窓ガラスが大きいのも美点。開放的で“閉じ込められ感”とは無縁です。
快適装備も抜かりありません。今回チェックした車両には、センターコンソール背面の後席用エアコン吹き出し口、スマートフォンなどの充電に便利なUSB-Cソケット、頭上に備わるLED読書灯といった、リアシート乗員のための“おもてなし”装備が備わっていました。
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新型「RAV4 GRスポーツ」のリアシートは、スペース自体は従来モデルと同等レベルながら、座り心地や装備面のアップデートによって快適性が着実に高められている印象です。
なかでも、後席乗員のヒザ前や頭上にはしっかりとしたゆとりがあり、シートクッションも厚く長時間ドライブでも大人がくつろいで座っていられるパッケージになっていました。
新型「RAV4 GRスポーツ」は、キャンプやフィッシング、スキー・スノーボードなど、多彩なレジャードライブとも好相性だけに、リアシートも移動そのものを楽しめる空間となっています。
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