実質250万円以下も!“EVのパイオニア”が15年目で大変身!! 日産 新型「リーフ」は何が変わった? 最大702kmの航続距離とSUVボディに注目
充電性能も進化! 補助金でアンダー250万円の現実味
日本仕様の新型「リーフ」はコンフォート性を重視した専用のセッティングを採用しているそうですが、強いていえば、乗り心地はもう少し改善の余地があるかもしれません。
車体の上下動はそう多くなく、フラット感はしっかり保たれているものの、路面の凹凸を乗り越えたときに乗員に伝わるコツコツ感は少し大きめだなと感じるシーンがありました。
ただしこうした動きは、重いバッテリーを搭載し、車両重量も重い他のBEVも抱える課題であることから、解決するのが難しい部分かもしれませんが。
ちなみに、今回試乗したのは「B7」の19インチタイヤ装着車と乗り心地には不利な仕様だったことから、近いうちに乗り心地に有利であろう「B5」の18インチタイヤモデルも確かめてみたいところです。
そんな新型「リーフ」の実用面で注目したいのが、バッテリー充電時の“充電スピード”。新型はバッテリーの温度管理制御を緻密にするなど充電時の受け入れ電力量を上げていて、充電時間(走行距離に対する充電時間)を短縮しています。
このところ、都市部周辺の高速道路にあるサービスエリアやパーキングエリアには、90kWや150kWといった高出力の充電器が増えていますが、それにつなげば進化を実感できることでしょう。
受け入れられる電力はバッテリー残量が少ない方が大きく、充電スピードも早いので、とにかく充電時間を短縮したいなら、バッテリーができるだけ減ってから充電するのがいいでしょう。
ただし、高出力充電器の多くには、充電開始から15分間だけより多くの電気を出力する“ブースト制御”が備わっているので、長距離移動時などは、サービスエリアやパーキングエリアでの休憩ついでに、15分ほどの充電を繰り返すのが賢い使い方といえそうです。

また、新型「リーフ」はBEVということで、補助金が気になる人も多いでしょう。
国からの「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」は、2026年に入って金額がアップして129万円に。つまり、税込価格が438万9000円の「B5 S」グレードなら、309万円で手に入れられることになります。
「B5 S」はベーシックグレードですが、12.3インチのモニター&カーナビとバックカメラが標準装備となり、前席シートヒーターもついています。つまり、軽スーパーハイトワゴンの最上級グレードにナビをつけたモデルとあまり変わらない水準なのですよ。
さらに、自治体独自の補助もあり、東京都などは60万円(再エネ電力導入時は最大75万円)のサポートを受けられます。60万円の場合でも実質価格は250万円を割り込んでしまうのです。
そんな現状を知ると、新型「リーフ」のベーシックグレードに乗るのも「十分アリだな」と思うのは、きっと筆者だけではないでしょう。ただし、所有するには自宅に充電環境があることが望ましいわけで、筆者の自宅にはそれがないのが悔やまれるところです。
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