ウェッジの打感に不満なら“3回鍛造”製法を試してみる? PXGの新「Stick’em」はあらゆるライから高スピンショットを打ち出せます
“ソフトなのに芯がある”3回鍛造が生む打感の秘密
ウェッジを打ったとき、「なんか硬いな」、「手にイヤな振動が残るな」と感じたことはないでしょうか? そんなウェッジの打感を大きく左右するのが、実はクラブの製法だというと、驚くゴルファーも多いことでしょう。
一般的なフォージドウェッジは、1度の鍛造工程で成形されますが、実は鍛造は回数を重ねるほど金属の組織が緻密に整い、打感はやわらかく、打音は澄んでいきます。
米国発のゴルフメーカー・PXGが「Stick’em(スティック・エム)フォージドウェッジ」の新作で採用したのは“3回鍛造(3X FORGED)”。なぜ手間もコストもかかるこの製法を選んだのでしょうか?
本作は、ツアーにインスパイアされたクリーンなヘッド形状に加えて、ハイトゥ・ウエイト設計と番手別に最適化された重心設計、さらに、スピン性能を高めるグルーブ(溝)間隔を組み合わせた新しいウェッジです。
安定した打ち出し、優れた安定性、高いスピン性能を実現し、あらゆるライから優れたフィーリングとコントロール性能を発揮するよう設計されています。
最大の特徴は、素材に8620ソフトカーボンスチールを採用し、精密な3回鍛造(3X FORGED)により成形している点。鍛造を重ねることで金属の結晶構造が微細レベルで整えられて素材が圧縮・均一化され、ソフトでありながら芯のある打感と、心地いい打音を生み出します。

さらに、3回鍛造プロセスによって素材の強度が高まることで、溝のエッジが長期間シャープな状態をキープ。スピン性能とクラブの美しいルックスを長く維持できる点も魅力です。
また、スピン性能を支える新設計のグルーブは、溝幅を広げて断面積を拡大し、芝・水分・砂などを効率よく排出しながらインパクト時の摩擦を最大化。
グルーブ間隔の最適化によって、ボールと接触するエッジ数を増やすことで、状況に左右されにくいスピン生成と弾道コントロールをねらっています。
ソールは2種類。バンカーややわらかいライに強い「BPグラインド」と、フェースを開いて多彩に攻めたい人向けの「Sグラインド」から選べます。
また、54度以上のロフトにはフェース全面に溝を刻んだフルフェースグルーブを採用。開いて打ってもスピンが効きやすい設計となっています。
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鍛造の回数で打感がどれほど変わるのかについては、正直なところ、スペックシートを眺めているだけでは分かりません。しかし、1球打ってみれば、手のひらが自然と答えを出してくれるはず。ウェッジの打感に少しでも不満があるなら、試打リストに加えて損はないクラブといえるでしょう。
●製品仕様
・価格(消費税込):3万3000円(クローム)、3万7400円(エクストリームダークフィニッシュ)
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