「最近のSUVは物足りない」という人へ ボルボの最新型「XC90」は“昔ながらの重厚感”を味わえる! “10年選手”の魅力が色褪せない理由
古きよきボルボを思わせるドッシリとした乗り味
トップグレードの「XC90 ウルトラ T8 AWD プラグインハイブリッド」にはエアサスペンションが標準装備されていますが、この足まわりも素晴らしい仕事をしています。
背が高く大柄なSUVであることを忘れさせるシッカリ感があり、さらに、22インチの低扁平タイヤを履いているとは思えないほど路面からの突き上げも抑えられています。乗り心地とリニア感を両立しているさまは、素晴らしいレベルにあります。
全体的な乗り味はドッシリとしていて、ステアリングはやや重めの印象。それは、最新モデルに多く見られる抵抗の少ない軽快な乗り味とは異なるもので、古きよき時代のボルボを想起させてくれます。この乗り味から離れられないという人も多いことでしょう。
そんな「XC90」は3列シートを備えたSUVだけに、2列目、3列目シートにも座り、MPVとしてのコンフォート性能をチェックしてみました。
まずはセカンドシート。足元はとても広々としていて、身長177cmの筆者(西川昇吾)でも快適に過ごすことができました。
また、フロントシートの乗員との会話も明瞭で、静粛性への満足度も高いものがあります。
続いてはサードシート。コチラは正直、アクセスが悪く、シート自体もエマージェンシー用といった印象。ただし、ヒンジドアを備える3列シートSUVとしては一般的な空間といえます。

サードシートはやや振られ感のある乗り心地で、常用するのはあまりオススメできませんが、それでもエアコンの吹き出し口やドリンクホルダーが備わっているなど、エマージェンシー用としてはかなり贅沢な仕立てです。
* * *
モデルライフの長い「XC90」は、走らせてみると確かに古さを感じるシーンがあります。しかし、それはネガティブなものではなく、むしろポジティブなもの。イマドキ珍しいドッシリと重厚な乗り味は、往年のボルボファンの期待に応えてくれるものといえます。また、この乗り味を、PHEVで実現しているのも魅力的なポイントといえるでしょう。
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