大手のゴルフクラブにはない精度で勝負! “地クラブブランドの新作アイアン”カムイ「KP-milled IRON」が削り出しなのにやさしさを獲得できた理由
精密さに“やさしさ”をプラスした削り出しアイアン
ゴルフクラブは、大手ブランドのものと“地クラブ”、ふたつのジャンルに分類できます。“地クラブ”とは、大手のような大量生産モデルではなく、少量生産で素材や製法にこだわる国内工房系ブランドのモデル。その代表格が、富山に拠点を置くカムイで、削り出し(ミルド)製法による精密なヘッドづくりで飛びと精度を追求していることで知られています。
そんなカムイの新作アイアン「KP-milled IRON」は、削り出しの精度に“やさしさ”を融合させた、新しい挑戦が盛り込まれたクラブ。従来モデルで培った精密加工技術をベースに、重量配分・ソール設計・重心設計を見直すことで、精度と寛容性を両立しています。
設計面でまず注目したいのは、5軸CNCミルドによる高精度加工です。ロフト・ライ・バウンスなどすべての設計値を高精度に再現することで、番手ごとのバラつきを極限まで抑制。安定した距離と弾道を実現します。
一方、やさしさにもきちんと配慮。トウ側にボリュームを持たせた設計と周辺重量配分の最適化によってミスヒットへの強さを向上させています。
さらに、ワイドソールとバウンス設計に加えて、リーディングエッジとトレーリングエッジの形状も最適化したことで、ダウンブローでも抜けがよく、さまざまなライで安定したコンタクトをねらえるように仕上がっています。
飛距離性能もこだわっており、低重心設計とストレートに近いFP(フェースプログレッション=ボールの拾いやすさに関わる値)によってロフト(フェースの角度)を立てて飛距離を稼ぐ設計でありながら、高弾道を実現。飛距離とやさしさを両立した設計は、見た目のシャープさと実戦的な扱いやすさを両立したいゴルファーにとって大きな魅力になりそうです。

また、高精度ミーリングフェースと特殊熱処理を施したS20C素材により、やわらかさと芯のある打感を両立。安定したスピン性能もねらっており、距離感だけでなくショットの質そのものにこだわりたいゴルファーは必見です。
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なお、価格はいずれもヘッドのみのもので、シャフトやグリップは工房やフィッターと相談して別途、選ぶスタイル。大手ブランドの完成品とは選び方からして異なりますが、「自分だけの1本」を組み上げていくこの過程そのものが“地クラブ”の醍醐味ともいえます。
番手ごとのバラつきを極限まで抑えた削り出しアイアンの精度を自分のセッティングで確かめてみたい……そんなゴルファーに適した1本です。
●製品仕様
・価格(消費税込):13万2000円(4本セット/#7〜9、PW)、3万3000円(単品/#4、#5、#6、GW)
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