キャンプ道具を満載できる電動ワゴンは「実は走りも格上」だった! トヨタ新型「bZ4Xツーリング」が“広いのに速い”を両立できた理由
パワーアップの狙いは速さよりも“余裕”のため
とはいえ、この動力性能の違いは、スポーツ走行を楽しむためのものではありません。それは、たくさんの荷物を積み込んで車体が重くなった状況でも、不満なく走らせるため。
そして、日本では公言されていませんが、北米でトーイング性能(トレーラーを引っ張る性能)を高めるというのもその大きな理由でしょう。ちなみに北米仕様は、最大1500kgのトレーラーを引っ張ることができるそうです。
ちなみに1回の充電で走れる航続距離(カタログ記載値)は、「bZ4X」(4WD)の622〜687kmに対して、「bZ4Xツーリング」は627〜690kmとほぼ同等。高出力化されているものの、実用性におけるネガはありません。
そんな「bZ4Xツーリング」のハンドリングフィールは、モーターの出力がアップしている分、「bZ4X」よりスポーティなのかといえば、決してそんなことはありません。むしろ、どっしりと構えている感じ。ワインディングロードをスイスイ走ろうというのではなく、高速道路をゆったりとクルージングするのが得意な印象です。「ツーリング」というネーミングにふさわしい味つけだと納得させられました。
もちろん、そのハンドリングはドライバー操作に対して素直に反応してくれるもので、山道も決して不得意ではなく楽しく走らせることができます。「bZ4X」がハッチバックやSUVのような味つけなのに対し、「bZ4Xツーリング」はステーションワゴンという感じでキャラクターの棲み分けがしっかりできています。
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