輸入コンパクトSUVの最適解かも!? アウディ新型「Q3」に乗って“奇跡のパッケージング”にうならされた! 後席と荷室の使い勝手は想像以上
「Q3」と「Q3スポーツバック」どちらを選ぶ?
ここからは、そんな新型「Q3」の購入を本気で検討している人のために、ふたつの疑問を解決していきましょう。
まず「ボディはどちらを選ぶか?」について。新型「Q3」には、従来モデルに引き続きふたつのボディバリエーションをラインナップしています。
「Q3」は通常のSUVスタイルで、「Q3スポーツバック」はリアウインドウを寝かせたクーペSUVスタイルとなっています。どちらがおすすめかといわれたら、筆者(工藤貴宏)なら迷うことなく「Q3スポーツバック」を選びます。実用性は2モデルともほぼ変わらないのに、後者はデザインが圧倒的にカッコいいですからね。
確かに、「Q3スポーツバック」はリアウインドウが寝ていて、全高も4cmほど低くなっていますが、実際にリアシートに座ってみて頭上空間が窮屈かといわれればそんな印象は一切ありません。「Q3」より少し狭いかもしれませんが、実用上は全く問題ないのです。もちろん、前後席間の距離などは2モデルとも変わりません。
また、ラゲッジスペースの容量も、VDA方式の数値は「Q3」、「Q3スポーツバック」ともに同じで、日常的な使い勝手は変わりません。もちろん、天井部分にまで荷物を積み上げるようなケースでは差がありますが、多くの場合、そこまで荷物を積むことはないでしょう。
ただし、キャンプなどのアウトドアレジャーが好きで、さまざまなギアを大量に積んで出かける機会が多い人には向いていないかもしれませんが、そういう人は「Q3スポーツバック」ではなく、スタンダードな「Q3」を選ぶといいでしょう。
ちなみにアウディ ジャパンによると、日本における先代モデルの販売台数は「Q3スポーツバック」の方が多かったとのこと。日本はクーペSUVが高評価を受ける市場なのかもしれません。
●エンジンは1.5リッターか2リッターか?
もうひとつの疑問は「エンジンはどちらを選ぶか?」というものです。

新型では、先代モデルに設定されていたディーゼルエンジンがなくなり、1.5リッターと2リッター、2種類のガソリンターボがラインナップされています。そのうち、1.5リッターにはマイルドハイブリッドシステムが組み合わされています。
結論からいうと、筆者のおすすめは2リッター。1.5リッターはマイルドハイブリッド効果か動力性能は十分ですが、2リッターの方がパワーの盛り上がりや音の躍動感を感じられ、よりドライビングを楽しめます。見方を変えると、走りのエモーショナル性を求めないのであれば1.5リッターで十分ということになります。
2リッターを選ぶと価格が60万円近く高くなってしまいますが、駆動方式が4WDのクワトロになる(1.5リッター前輪駆動のみ)ことを考えると、許容範囲といえるかもしれません。
というわけで、筆者のおすすめは2リッターエンジンを積む「Q3スポーツバック」となります。ちなみにどちらも、乗り心地は納得の出来栄えだったことを最後にお伝えしておきましょう。
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