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“展示だけ”のはずがサプライズ走行! レクサス「LFAコンセプト」がグッドウッドで初のデモラン V10エンジンを積まないEVスポーツが受け継ぐものとは

展示だけの予定だった次世代の「LFA」が突然ヒルクライムへ

 2026年7月9日から12日まで、イギリス南部で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2026」。会場内の“スーパーカー・パドック”に展示されたのが、レクサスの次世代の電動スポーツカー「LFAコンセプト」です。

 当初は、来場者が車両を間近で確認できる静態展示のみの予定でしたが、イベントが始まるとカモフラージュをまとった「LFAコンセプト」が名物の“ヒルクライム”コースに登場。事前に予告されていなかったサプライズとして、世界初の公開走行を披露しました。

 グッドウッドの“ヒルクライム”は、急勾配や狭いコーナー、コース脇に迫る障害物を備えたテクニカルなコースです。会場での走行は、「LFAコンセプト」の開発ドライバーを務める石浦宏明選手らが担当しました。

 タイムや最高速度などは公表されていませんが、展示用のモデルではなく、実際に走らせながら開発されている車両であることを観客の前で示した格好です。

「LFA」にとって、グッドウッドは縁の深い場所といえます。初代「LFA」のプロトタイプも、市販化前の2009年に同イベントへ登場。それから17年後となる今回、次世代モデルが同じ場所で世界初走行を披露したわけです。

 もちろん、今回の走行だけで市販化が確定したわけではありませんが、それでも開発中の「LFAコンセプト」が静態展示にとどまらず、公開走行を披露できる段階まで開発が進んだことを示す象徴的な出来事といえるでしょう。

レクサス「LFAコンセプト」
レクサス「LFAコンセプト」

 では、今回グッドウッドを走った「LFAコンセプト」とは、どのようなクルマなのでしょう? 同車は2025年12月、レクサスが次世代スポーツカーの方向性を示すBEV(電気自動車)のコンセプトカーとして世界初公開したモデルです。

 ボディサイズは全長4690mm、全幅2040mm、全高1195mm、ホイールベース2725mm。2mを超える全幅に対して全高は1.2mを下回っており、極端に低くワイドなスーパースポーツらしいプロポーションとなっています。

 ノーズからリアへと低く伸びるシルエットは、初代「LFA」の官能的な造形を受け継ぎながら、空力性能を追求したものです。

 ボディ骨格には、軽量かつ高剛性なオールアルミニウム構造を採用。低重心、軽量・高剛性、空力性能というスポーツカーに不可欠な3要素を軸に開発されています。

 コックピットは、ドライバーとクルマとの一体感を高める理想的な運転姿勢を中心に設計されています。室内はシンプルにまとめられ、操作系をドライバーの周囲に集約。ステアリングは持ち替えずに操舵できる形状とし、各種スイッチも手元を見ずに操作できる配置を目指しています。

NextV10を積まない次世代モデルが受け継ぐもの
Gallery 【画像】超カッコいい! これがグッドウッドでサプライズ走行を披露したレクサス「LFAコンセプト」です(30枚以上)
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