大きくて重いのに“動きは軽い” BMW新型「iX3」日本上陸! 最大航続距離906kmの次世代EVに寄せられるSNSの評価とは?
最大航続距離906kmだけじゃない! “新しいBMW”を予告する新世代BEV
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は2026年7月22日、新しいBEV(電気自動車)「iX3」を日本で発表しました。デザインから走りまで大きく変わったニューモデルに対し、国内のSNSにはどのような評価が寄せられているのでしょう?
日本市場に投入される「iX3」は、「iX3 50 xDrive」と「iX3 50 xDrive Mスポーツ」の2グレード。価格(消費税込)はそれぞれ982万円と1034万円です。
そんな新型「iX3」は、単に「X3」のBEVモデルではありません。最大の特徴は、BMWが掲げる次世代コンセプト“ノイエ・クラッセ”を導入した第1弾として開発されたこと。
“ノイエ・クラッセ”とはドイツ語で“新しいクラス”を意味します。1960年代、経営危機に直面していたBMWは、走行性能と実用性を兼ね備えた新世代セダンBMW「1500」などを同名称で展開。後の「3シリーズ」や「5シリーズ」につながるブランドの基礎を築きました。BMWはその歴史的な名称を再び掲げ、電動化、デジタル技術、デザイン、走行性能を根本から見直そうとしています。
その最初の市販モデルに選ばれた新型「iX3 50 xDrive」のボディサイズは、全長4780mm、全幅1895mm、全高1635mm、ホイールベース2895mm。車両重量は2330kgとなっています。
エクステリアは、BMW伝統のキドニーグリルを縦長の形状へと再構築。垂直方向に配置されたLEDヘッドライトとの組み合わせで、1960年代の“ノイエ・クラッセ”を現代的に解釈しています。

発光する“BMWキドニーグリル・アイコニック・グロー”も採用。ボディ側面はキャラクターラインや装飾を減らし、面の張りとプロポーションで存在感を表現する、これまでとは異なるデザインとなっています。
パワートレインには、BMWにとって第6世代の電動駆動技術“BMW eDrive”を採用。前輪には誘導モーターを、後輪には永久磁石の代わりに電磁石を用いる巻き線界磁式同期モーターを搭載し、システム最高出力は345kW、最大トルクは645Nmを発生します。通常走行時は前輪の駆動を停止し、必要な場面だけ作動させることで、4WDの走行性能と電力効率の両立を図っているのもポイントです。
バッテリーは、セルを中間モジュールにまとめず、直接パックへ組み込む“セル・トゥ・パック”構造を採用。直径46mm、高さ95mmの円筒形セルを車体の床下へ配置し、109.1kWhの容量を確保しています。
気になる1充電当たりの航続可能距離(WLTCモード)は「iX3 50 xDrive」が906km、「同Mスポーツ」が835kmとなっています。
充電システムも大きく進化。BMWのBEVとして初めて800Vアーキテクチャを採用し、最大320kWでの受電に対応。10%から80%までの充電時間は約26分で、BMWジャパンによる実測参考値では、最大240kWの急速充電器を使用した場合、15分間で最大約395km相当の電力量を充電できます。
今後、東名高速の海老名サービスエリアなどへの設置が予定されている最大350kW対応の急速充電器では、同じく実測値などをもとに、15分間で最大約420km走行相当の電力量を充電できるといいます。
加えて、車両に蓄えた電気を住宅へ供給するV2Hや、電気製品などへ給電するV2Lにも対応。移動手段だけでなく、停電時のバックアップ電源としても活用できます。
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