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新型SUV「CX-5」は室内にも注目! マツダ初の「Googleビルトイン」搭載でどう変わった? パイオニアのナビアプリ「コッチ」を使って感じた“驚き”とは

車内に"もうひとつのAndroid端末"がある感覚

 新型マツダ「CX-5」で、もっとも注目したい進化のひとつが、新世代インフォテインメントシステムに“Googleビルトイン(Android Automotive OS)”が採用されたことです。

 これまで多くのユーザーが利用してきたAndroid Auto(アンドロイドオート)は、スマートフォンを接続して車内ディスプレイへアプリを表示する仕組みでした。一方、Googleビルトインは、GoogleのOSそのものが車載システムに組み込まれているため、スマートフォンがなくてもGoogleマップやGoogleアシスタントを利用できるのが最大の特徴です。

 さらにGoogle Playから対応アプリを追加できるため、スマートフォンのように好みの機能を自由に拡張できます。

 そんなGoogle Built-in対応アプリとして6月30日に登場したのが、パイオニアの「COCCHi for Automotive(コッチ)」です。

 今回は実際にCX-5へインストールし、市街地から高速道路まで試乗。その使い勝手を確かめてみました。

パイオニアが新たに“Google Built-in(Android Automotive OS)”向けに開発したナビアプリが「COCCHi for Automotive」。月額700円で利用できる
パイオニアが新たに“Google Built-in(Android Automotive OS)”向けに開発したナビアプリが「COCCHi for Automotive」。月額700円で利用できる

 まず整理しておきたいのが、GoogleビルトインとAndroid Autoの違いです。

 Android Autoはスマートフォンのアプリを車内ディスプレイへ映し出して利用します。そのためスマートフォンとの接続が前提となり、処理の多くもスマートフォン側で行われます。

 一方、Googleビルトインは車両そのものがAndroid Automotive OSで動作するため、Google Playから直接アプリをインストールできます。つまり、車内に”もうひとつのAndroid端末”があるような感覚です。

 Googleアシスタントによる音声操作はもちろん、今後は生成AI「Gemini」への対応も予定されており、車内での対話型インターフェースはさらに進化すると見られています。

 こうした将来性も含め、Googleビルトインは従来のカーナビとは異なる、新しい車載プラットフォームと言えるでしょう。

 COCCHi for Automotiveの導入は非常にシンプルです。

 CX-5のGoogle Playを開き、「COCCHi for Automotive」を検索してインストールするだけ。Androidスマートフォンへアプリを追加する感覚そのままで、特別な設定や複雑な初期登録は必要ありません。

 インストール後はホーム画面へアイコンが追加され、標準アプリと自然に並びます。その違和感のなさは、「後から追加したアプリ」というよりも最初から車両に搭載されていた純正機能のような印象です。

 利用料金は月額700円。今回試したCX-5専用版はマツダ向けに最適化されており、画面表示や車両との連携も専用チューニングが施されています。

Next純正ナビのような高い完成度
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会田肇
会田肇
モータージャーナリスト
1956年、茨城県生まれ。大学卒業後、自動車雑誌の編集部を経てフリーランスに転身。カーナビやカーAV分野を中心に取材・執筆活動をスタートし、現在はインフォテインメントシステム、ADAS(先進運転支援システム)、ITS(高度道路交通システム)など幅広いモビリティ分野を取材対象としている。また、趣味である旅行好きが高じてエアライン関連の取材・執筆も行う。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

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