VAGUE(ヴァーグ)

名車ポルシェ「カレラGT」が“ル・マン風”ワンオフモデルに大変身! 米高級車ディーラーの50周年イベントで公開された「JC9」ってどんなクルマ?

ル・マン参戦マシンを想起させるスタイルに大変身

 アメリカのコネチカット州に本拠を置く高級輸入車ディーラー、ミラー・モータカーズは、創立50周年を記念したイベント「レジェンズ」でワンオフのスーパーカー「JC9」を世界初公開しました。ベースモデルとなったのはポルシェ「カレラGT」です。

「JC9」は米国人コレクターからの依頼によって生まれたプライベートコミッションで、ミラー・モータカーズとカーデザイナーのジェイソン・カストリオータ(Jason Castriota)氏らが数年をかけてつくり上げたモデルといいます。

 カストリオータ氏はフェラーリ「P4/5 byピニンファリーナ」、フェラーリ「599GTBフィオラーノ」、マセラティ「グラントゥーリズモ」、ベルトーネ「マンティデ」などを手がけた人物として名を馳せています。「JC9」というネーミングは彼のイニシャル「JC」と、彼にとって9番目の作品であることを意味する数字「9」を組み合わせたものです。

 ベースとなったポルシェ「カレラGT」は、“アナログ”スーパーカーとして知られる1台です。自然吸気式のV10エンジン、マニュアルギアボックス、カーボンファイバー製モノコックを採用し、ドライバーとマシンの間に余計なフィルターを挟まない真剣勝負のスーパーカー。現代のスーパーカーのような高度なスタビリティ制御に頼らないそのダイレクトなドライビング体験は、現在も“アナログ・スーパーカー”を代表する存在として高く評価されています。

「ミラー・モータカーズ」の創立50周年イベントで世界初公開されたワンオフモデル「JC9」(C)Facebook『Miller Motorcars』
「ミラー・モータカーズ」の創立50周年イベントで世界初公開されたワンオフモデル「JC9」(C)Facebook『Miller Motorcars』

「JC9」は、そんな「カレラGT」のV10エンジンや6速MTといった主要メカニズムを活かしながら、カーボンファイバー製の新たなボディを与えています。

「カレラGT」の特徴であるワイドなフロントフェイスや独特のヘッドライトまわりは大きく姿を変え、代わりに極限まで低く構えたノーズと細身のグリル、大型の丸型ヘッドライト、そして力強く盛り上がったフェンダーアーチが組み込まれています。

 全身をフルカーボンファイバーで包まれたそのシルエットは、1960〜1980年代の耐久レース黄金期に活躍したスポーツプロトタイプ、とりわけ1970年と1971年のル・マン24時間耐久レースを連覇したポルシェ「917K」を想起させます。

Nextなぜ希少な「カレラGT」をここまで大胆につくり変えた?
Gallery 【画像】名車「カレラGT」がまるでル・マン参戦マシンに! ワンオフモデル「JC9」を写真で見る(10枚)
シチズン「プロマスター」新作 “海の男”をうならせた頼れる1本

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

RECOMMEND