「プラドと戦える!?」 三菱「パジェロ」復活に対する海外での期待とは? “歴代モデルの伝説を超えられるか”との厳しい視線も
歴代モデルの伝説に追いつけるか? 「パジェロ」ゆえの高いハードル
海外の反応でもうひとつ目立つのが、「本当に歴代モデルに匹敵するクルマなのか」という懐疑的な見方です。
それも無理はありません。「パジェロ」は1982年に誕生し、4世代にわたって世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売。さらに「ダカールラリー」では、7連覇を含む通算12勝を挙げています。
海外のSNSでは、このダカールでの実績を引き合いに、「世代を超えてSUV界をリードしてきた車名が帰ってくる」「新型は歴代モデルに追いつけるのか」といった趣旨の投稿が見られます。
つまり「パジェロ」というネーミングそのものが、新型への期待を高めると同時に、ハードルを高く引き上げているのです。
さらに、地域によって注目ポイントが異なる点も興味深いところです。
オーストラリアでは、プラドやエベレストなど現在人気の本格SUVと比べてどこまで戦えるのか、という商品比較の視点が強い一方、中東やアフリカなど、かつて「パジェロ」が広く親しまれた地域では、まず「あの名車が帰ってくる」と復活そのものを歓迎する声も見られます。
また米国では、かつて現地で使われていた「モンテロ(Montero)」の名で復活してほしいとの声も見られます。
一方、デザインについてはまだ評価が定まっていません。
公式ティザーから見えるスクエアなシルエットを「タフだ」と評価する声がある一方、出回っているスパイショットや非公式のレンダリングを見て、歴代モデルに通じる独自性がどこまで残されているのかを気にしているユーザーもいるようです。

さらにパワートレインや価格についても、現時点で三菱自動車から詳細が公表されていません。そのため海外では、「スペックを見てから良し悪しを判断したい」という冷静な反応も見られます。
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このように、海外でも新型「パジェロ」への期待が高まっている理由は、単にかつての名車が復活するからだけではありません。ラダーフレームとS-AWCを組み合わせ、再び世界の本格4WDと正面から勝負できそうなモデルとして戻ってくる……そこに、多くのファンが期待しているようです。
とはいえ、「ダカールラリー」12勝を始めとする偉大な歴史を持つからこそ、「パジェロ」と名乗る以上はそれ相応の実力を求められます。「帰ってきた」だけで歓迎されて終わるのか、それとも「伝説の続き」をつくれるのか。世界のファンから向けられた期待と厳しい視線の答えが、9月2日の世界初公開でいよいよ見えてきそうです。
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