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「日本でなぜ売らない!?」米国限定2500台のトヨタ「カローラ60周年記念車」がSNSで話題! 日本向けとは異なる“スポーティセダン”の魅力とは

「日本でなぜ売らない!?」 米国仕様が注目を集める理由とは

 米国向けの「カローラ60周年記念車」の発表を受け、日本のSNSでもその姿に関心を寄せる声が寄せられています。

 なかでも目を惹くのが、「日本でも売ってほしい!」「日本でなぜ売らない!?」といった、日本導入を期待する声。

 現時点で、トヨタから米国向け60周年記念車を日本へ導入するという発表はなく、しかも日本では、「カローラ」誕生60周年を記念した特別仕様車はすでに発表されています。

 2026年5月に、「カローラ」と「カローラ ツーリング」の「アクティブスポーツ」を60周年記念仕様車へアップデート。フロントフェンダーやインストルメントパネルに60周年ロゴを備えるほか、2WD車では専用チューニングのサスペンションやブラック仕上げの17インチアルミホイールなどを採用しています。

 さらに7月には「カローラ クロス」に特別仕様車の「Z“アドベンチャー”」を、「カローラ スポーツ」に「G“Zアクティブエレガンス”」を設定するなど、日本でも各モデルのキャラクターに合わせた60周年記念車が展開されています。

 それでも米国仕様が気になる人が多い理由のひとつは、日本仕様とは異なる“スポーティセダン”としての分かりやすさにありそうです。

 米国向けの60周年記念車は、大きなスポーツメッシュのグロスブラックグリルにリアスポーツディフューザー、18インチアルミホイールを組み合わせています。さらに専用色“Supersonic Red”を選べば、赤いボディにブラックのアクセントが効いた、かなりアグレッシブなルックスになります。

 一方、日本の「カローラ アクティブスポーツ」は、専用サスペンションなど走りにも手を入れながら、ルックスは比較的落ち着いた仕立て。つまり同じ「カローラ」の60周年を祝うモデルでも、日本と米国では記念車の見せ方がかなり異なっているわけです。

米国向けのトヨタ「カローラ 60th Anniversary Special Edition」
米国向けのトヨタ「カローラ 60th Anniversary Special Edition」

 もうひとつ興味深いのは、米国版60周年記念車のベースとなるハイブリッドモデルが日本で生産されていること。トヨタの米国法人によると、「カローラ」2027年モデルのエンジン車は米国のミシシッピ工場で生産される一方、ハイブリッド車は日本の高岡工場で生産されます。つまり、今回の60周年記念車は「Hybrid SE」をベースとしているため、“日本生まれの米国向け特別仕様車”という見方もできます。

 1966年に日本で誕生した「カローラ」が60年を経て世界中で販売され、それぞれの市場で異なる形で節目を祝う……そのこと自体、「カローラ」がグローバルモデルへと成長した歴史を象徴しているといえるでしょう。

* * *

 米国向け「カローラ 60th Anniversary Special Edition」は、2500台限定という希少性だけでなく、“Supersonic Red”の専用色や18インチホイール、ブラック&レッドのインテリアなどによって、スポーティセダンとして分かりやすい個性を備えています。

 もちろん、日本にも魅力的な60周年記念車が用意されていますが、方向性が異なるからこそ、「こちらも日本で販売してほしい」と感じるユーザーがいるのかもしれません。

 世界各地のニーズに合わせて姿を変え続けてきた「カローラ」。60周年という節目に登場した米国限定モデルは、その多様さを改めて感じさせる1台といえそうです。

Gallery 【画像】鮮烈な赤ボディ×黒ホイールがカッコいい! 米国限定2500台のトヨタ「カローラ60周年記念車」を写真で見る(25枚)
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