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直近は購入者の半数が“マツダ初心者”!? 新型「CX-5」が3か月で1万7000台を受注! 想定の3倍ペースで売れている理由とは?

ミニバンからの乗り換えも増加! 広さと荷室が効いてる!?

 もうひとつ興味深いのが、ミニバンから新型「CX-5」へ乗り換えるユーザーが増えていること。マツダの担当者は「ミニバンからの買い替えがすごく多い」と説明し、室内空間を重視するユーザーに選ばれているとの見方を示しています。

 背景にあるのが、3代目で大きく改善された居住性です。新型はホイールベースを先代から115mm延長して2815mmとし、後席のヒザまわりや頭上空間を拡大。ドアの開口部後端を後ろに下げることで、乗り降りのしやすさも改善しています。

 荷室容量は後席利用時で466リットル。ゴルフバッグ4個、あるいはスーツケース4個を積めるスペースを確保し、後席を使った状態でもベビーカーを縦置きできる荷室長を実現しています。

 SUVらしいスタイルや運転感覚は重要でも、仲間や家族と移動できる“使える”キャビンやラゲッジスペースは譲れない……新型「CX-5」は、そうした欲張りなユーザーにとって新たな選択肢として浮上しているのかもしれません。

 販売状況でもうひとつ注目したいのが、選ばれているグレードです。

 8月末時点で最上級「L」グレードの構成比は63%。発売1か月時点でも65%を占めており、最も高価なグレードが圧倒的な人気となっています。

 新型「CX-5」の価格(消費税込)は330万円〜430万6500円。ベースの「S」グレードなら330万円から購入できますが、実際はより装備の充実した上級グレードを選ぶユーザーが多いようです。

マツダ新型「CX-5」
マツダ新型「CX-5」

 マツダ側はこの結果について、単なる価格の安さではなく、商品の価値をユーザーへ伝える取り組みが成果につながっていると分析しています。

 マツダは2025年度から国内ビジネスの構造改革を進めており、都市圏を重点地域として販売網を見直すほか、店舗体験の改善や販売スタッフの商品理解向上にも力を注いできました。

 つまり今回の好調は、いいクルマをつくったからだけでなく、その価値を新しい顧客へ届ける売り方まで変えた結果といえそうです。

* * *

 発売から約3か月で1万7000台超、月間販売計画に対して約3倍……そうした数字だけでも新型「CX-5」の好調ぶりは十分に伝わってきますが、その中身はさらに興味深いものでした。

 デザインや走りという従来からのマツダらしさに、広い室内、使いやすいラゲッジスペース、大画面とGoogleという分かりやすい利便性を加えた新型「CX-5」。受注台数1万7000台超えという数字以上に、“これまでマツダを選んでいなかった人たちも購入していること”こそが、今回のヒットで注目すべきポイントといえそうです。

Gallery 【画像】大画面&広い室内も人気の理由! “マツダ初心者”にも選ばれる新型「CX-5」を写真で見る(30枚以上)
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