ついに全車“ストロングハイブリッド”化! スバル新型「クロストレック」からマイルドハイブリッドが消えた! ラインナップ見直しのねらいとは
マイルドハイブリッドが消滅! 全車“ストロングハイブリッド”に
スバルは2026年9月17日、コンパクトなクロスオーバーSUV「クロストレック」の商品改良モデルを発表しました。注目すべき点は、パワートレインのラインナップ刷新です。
スバル「クロストレック」は、コンパクトなボディに本格的なSUV性能を融合した個性派クロスオーバーSUV。ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせることで、都市部からアウトドアまで幅広いシーンで活躍する多用途性を獲得しています。
第3世代となる現行モデルは、従来型の個性的なデザインをさらに際立たせるとともに、動的質感や使い勝手を始めとする商品力をさらにブラッシュアップ。2024年12月には、優れた燃費をマークするe-BOXER(ストロングハイブリッド)搭載モデルを発売しています。
今回の商品改良では、従来モデルに設定されていた2リッター水平対向4気筒エンジン+モーターのマイルドハイブリッド“e-BOXER”が姿を消し、全グレードのパワートレインが2.5リッターの“ストロングハイブリッド”に統一されています。
グレードラインナップは「プレミアム S:HEV」と、高度運転支援システム“アイサイトX”を備えた「プレミアム S:HEV EX」のふたつ。価格(消費税込)はそれぞれ383万3500円と405万3500円です。
興味深いのは、“ストロングハイブリッド”はもともと、2024年12月に「クロストレック」の最上級モデルに追加されたパワートレインであったことです。それから2年弱が経過した今、「クロストレック」唯一のパワートレインとなりました。
スバルは今回、マイルドハイブリッドを廃止した詳細を明らかにしていません。

ただし、“ストロングハイブリッド”は2.5リッター水平対向エンジンと高出力モーターを組み合わせながら、前後輪をプロペラシャフトでつなぐ機械式シンメトリカルAWDを継承。マイルドハイブリッド車に対して燃費性能や航続距離を大きく伸ばしつつ、スバルらしい走行安定性も維持していました。
つまり“ストロングハイブリッド”は、単に“燃費のいい上級仕様”ではなく、燃費性能やモーター駆動を大きく高めながら、機械式AWDによるスバルらしい走行安定性も維持したパワートレインだったわけです。
今回の一本化は、そうした性能を「クロストレック」のスタンダードに引き上げた、と見るのが自然でしょう。
●燃費は19.5km/Lへ 装備やカラーもアップデート
今回の商品改良では“ストロングハイブリッド”自体にも手が加えられ、エンジン制御などの最適化により、カタログ記載のWLTCモード燃費は19.5km/Lへと向上しています。
また装備面では、「プレミアム S:HEV EX」にハーマンカードン製サウンドシステムをメーカーオプションとして新設定。また「プレミアム S:HEV」でもナビゲーション機能をメーカーオプションで選べるようになりました。
エクステリアでは、メーカーオプションであるルーフレールのカラーをダークグレーからブラックへ変更し、リアの「e-BOXER」オーナメントも新デザインに刷新。さらにボディカラーには、鮮やかな“イグニッションレッド”が追加されるなど、全方位的にブラッシュアップされています。
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これまで最上級モデルの特権だった“ストロングハイブリッド”が、今回の商品改良で「クロストレック」のスタンダードとなりました。
それにより、燃費やモーターによる力強さ、航続距離を高めながら、機械式AWDによるスバルらしい走りも継承。今回の改良で、「クロストレック」の商品性はより分かりやすくなったといえるでしょう。
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