ハイブリッドが消えた!? スバル新型「インプレッサ」は2リッターガソリンのみに! “ベーシックカーらしさ”を磨いたラインナップ見直しのねらいとは
マイルドハイブリッドが消滅! グレードは「スマートエディション」に集約
スバルは2026年9月17日、コンパクトハッチバック「インプレッサ」の改良モデルを発表しました。今回の改良における注目点は、パワートレインならびにグレード構成の集約です。
「インプレッサ」は、スバルのラインナップにおけるベーシックハッチバック。スポーティかつカジュアルなデザインと楽しくドライブできる優れた運動性能、乗る人に安心感を提供する先進安全装備、さらに使い勝手のいいユーティリティを兼ね備えたモデルとして高評価を獲得してきました。
現行モデルは、スバルの最新テクノロジーを多数搭載。それにより、安全性能や動的質感が大幅な進化を遂げています。
今回の商品改良では、これまで設定されていた2リッターエンジン+モーターのマイルドハイブリッド“e-BOXER”搭載車がラインナップから姿を消し、2リッター水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する「スマートエディション」のみのグレード展開に。価格(消費税込)は前輪駆動車が286万5500円、AWDが313万5000円となっています。
現行モデルである6世代目「インプレッサ」は、2023年の登場時、ガソリンエンジンを搭載する「ST」と、マイルドハイブリッドを搭載する「ST-G」、「ST-H」という3グレードを展開していました。スバルは今回、それをシンプルな構成に見直しています。
スバルはマイルドハイブリッドをラインナップから落とした理由について説明していませんが、今回の改良は「お客さまの選びやすさを重視したラインナップ」と位置づけています。
装備内容も、そうした考え方に沿ったものといえます。ナビゲーション機能を全車標準装備とする一方、フルLEDハイ&ロービームランプやアレイ式アダプティブドライビングビーム、パワーシートなどはセットオプション化。また前輪駆動車は、ステアリングヒーターやフロントシートヒーターなども必要に応じて選択するようになっています。また、新色“イグニッションレッド”が設定されたことも見逃せません。

つまり新型は、使用頻度の高い装備は押さえながら、上級装備は必要なユーザーが選ぶスタイルに変更されたわけです。スバルは「インプレッサ」を、ラインナップのスタンダードモデルと位置づけていることから、今回の改良はその役割をより明確にしたものと見ることができます。
●「クロストレック」とは真逆! 2台の役割がより明確に
興味深いのは、同じく9月17日に発表された「クロストレック」との違いです。
「クロストレック」はマイルドハイブリッドを廃止し、全車に2.5リッターの“ストロングハイブリッド”を搭載しています。一方の「インプレッサ」は、マイルドハイブリッドを廃止し、2リッターガソリンのみのラインナップとしています。
基本骨格を共有する2モデルですが、「クロストレック」は電動化を前面に押し出し、「インプレッサ」はシンプルなガソリン車へ。スバルはこうした役割分担について明言していませんが、今回の変更によって2台の商品性はこれまで以上に分かりやすくなったといえるでしょう。
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電動化が進む中で、あえて純ガソリン車のみの設定となった新型「インプレッサ」。今回の変更は、単にハイブリッドをなくしたというよりも、価格や装備、選択肢を整理し、“スバルのスタンダード”という立ち位置を改めて鮮明にした改良と見てよさそうです。
必要十分な2リッターガソリンエンジンを搭載し、駆動方式は前輪駆動かAWDから選ぶシンプルな構成……新型「インプレッサ」は、ベーシックカーとしての分かりやすさにさらに磨きをかけたモデルといえそうです。
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