スズキの新フルカウルスポーツ「GSX-10R」世界初公開! 152馬力の4気筒エンジン&ウイングレットを搭載 “サーキットもツーリングも楽しめる”実力派とは
レース由来の152psエンジンを搭載した新たなフルカウルスポーツ
スズキは2026年11月3日、イタリア・ミラノで開幕した国際2輪車ショー「EICMA2026」において、新しいフルカウルスポーツ「GSX-10R」を世界初公開しました。2027年夏頃から各国で順次発売される予定です。
新型「GSX-10R」は、スズキの「GSX」シリーズに新たに加わる1000ccクラスのフルカウルスポーツです。開発コンセプトは「FUN. UNLIMITED.」で、通勤や週末のツーリングからサーキット走行まで、幅広いシーンでバイクを操る楽しさを味わえるよう仕立てられています。
注目したいのは、同じ1000ccクラスの「GSX-R1000R」との違いです。
「GSX-R1000R」はレースを意識した極限のスポーツ性能を追求しているのに対し、新型「GSX-10R」は本格的なサーキット走行に対応しながら、一般道での快適性や扱いやすさも重視しています。
新型「GSX-10R」に搭載されるのは、排気量999ccの水冷4ストローク直列4気筒DOHCエンジン。スーパーバイクレースや耐久レースで実績を重ねた“K5”エンジンの系譜を受け継ぎ、現行の「GSX-S1000」シリーズで磨かれてきたユニットをベースにしています。
欧州仕様の最高出力は152ps(112kW)/1万1000rpm、最大トルクは106Nm/9250rpm。低中回転域での扱いやすさを確保しつつ、高回転域では直列4気筒らしい力強い加速を味わえるよう調整されています。排気バルブやカムチェーン周辺の仕様も見直され、信頼性と静粛性を高めています。
エクステリアは、「GSX-R」シリーズの伝統を感じさせる低く構えたシルエットが特徴。小型のLEDヘッドランプを中心とするシャープなフロントマスクを採用し、カウルの左右には前方へ張り出すウイングレットを配置。風洞実験とサーキットでの検証を繰り返し、加速時などにフロントの浮き上がりを抑えるダウンフォースと、軽快な操作感の両立を図っています。

ボディカラーは、スズキらしいブルーとシルバーの組み合わせをはじめ、レッド&グレー、グレー&ブラックの3種類を設定。カウルやグラフィックにも「GSX-R」の系譜を意識したデザインが盛り込まれています。
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