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ボルボのプラグインハイブリッドはなぜ人気ある? ミドルサイズSUV「XC60リチャージPHEV」のさらなる進化とは

「エンジン車とEVの架け橋」となるクルマがPHEV

 グーグルのインフォテイメントが搭載された最新ボルボは、ワンペダル・ドライブが利用可能になったこともニュースのひとつといえます。

ボルボ「XC60リチャージ プラグインハイブリッドT6 AWD」の走り
ボルボ「XC60リチャージ プラグインハイブリッドT6 AWD」の走り

 ワンペダル・ドライブとは、アクセルペダル操作によって加速だけでなく減速もできる運転操作系のこと。

 これは多くの電気自動車や、日産e-POWERなどに広く採用されていますが、XC60のようなPHEVには少数派といえるかもしれません。

 そのメリットは、アクセルペダルからブレーキペダルに足を踏み換えなくても減速ができることで、このため肉体的な労力が少なくて済みます。

 また、完全停止まで可能なワンペダル・ドライブでは、停車時まで減速Gが残っていて首が「ガックン」と前後に揺さぶられることがなくなるのもメリットのひとつといえます。ちなみにXC60のPHEVでは、Bポジションを選び、クリープをオフにすることで、完全停止まで可能なワンペダル・ドライブ・モードとなります。

 一方で、ひとつのペダルで加速と減速をコントロールするため、スムーズに運転させるには微妙な操作が必要となる点は、ワンペダル・ドライブのデメリットといえるかもしれません。

 もっとも、このデメリットも、ちょっとしたコツを覚えるだけでスムーズに乗りこなせるようになるはず。そのコツとは、「急減速が必要なとき以外はアクセルペダルの上に右足を軽く乗せておく」ことにあります。こうすると、クルマ側が「急減速は不要」と判断し、アクセルペダルのわずかな操作でクルマがガクガクとするのを防げます。

 また、XC60のワンペダル・ドライブは、先ごろボルボから発売されたEVのC40よりも減速時の反応が穏やかなため、前述したコツを使わなくてもガクガクすることが少ないように感じました。

 このワンペダル・ドライブに限らず、PHEVは「エンジン車のメリットを手放すことなくEVのメリットを体験できるクルマ」ととらえることができます。

 つまり、「エンジン車とEVの架け橋」となるクルマがPHEVなのです。

 EVの魅力が広く知られるようになることは、国内のEV販売比率を2025年までに全体の40%まで引き上げようとしているボルボにとって重要なテーマといえるはず。PHEVの役割は、こんなところにもあるようです。

ボルボ「XC60リチャージ プラグインハイブリッドT6 AWD」のインパネ
ボルボ「XC60リチャージ プラグインハイブリッドT6 AWD」のインパネ

VOLVO XC60 Recharge Plug-in Hybrid T6 AWD Inscription
ボルボXC60リチャージ プラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション

・車両価格(消費税込):934万円
・全長:4710mm
・全幅:1900mm
・全高:1660mm
・ホイールベース:2865mm
・エンジン形式:直列4気筒ターボ+モーター
・排気量:1968cc
・モーター:2モーター交流同期電動機
・エンジン最高出力:253ps/5500rpm
・エンジン最大トルク:350Nm/2500〜5000rpm
・モーター最高出力:52kW(前)、107kW(後)
・モーター最大トルク:165Nm(前)、309Nm(後)
・駆動用バッテリー総電力量:18.8kWh
・駆動方式:4WD
・変速機:8速AT
・車両重量:2180kg
・タイヤサイズ:255/45R20
・WLTCモード燃費:14.3km/L

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