430馬力のリアルレーシングカーはなぜ速くて強い? トヨタ「GRスープラGT4」は“最高のクルマ趣味”をも味わえる傑作マシン
じっくりテクニックを磨き上げていくのに最適なマシン
そして、GRスープラGT4で目をみはったのは、それでいて高速コーナーでもしっかり安定していること。アドバンコーナーを抜けてからダンロップコーナーまでのいわゆる300Rを踏みっきりで余裕で行けるのは、これまた痛快でした。

最初は先導車つきで2周、続いて単独で3周の試乗はあっという間に終了。ラップタイムは、今の時点ではとてもレースに出場するのは無理だね、というレベルでしたが、クルマの挙動はつかみやすいので、クルマと対話しながらじっくりタイムを詰めていくにもよさそうです。
購入したらそうやって練習を積み重ね、最終的にインタープロトに出場できたりしたら、クルマ趣味としては最高じゃないでしょうか? それこそプロじゃないんですから、じっくり自分を磨き上げていけばいいんですよね。
このGRスープラGT4、先にも記したとおり、先日アップデートがおこなわれ、最新版はGRスープラGT4 EVOへと進化しています。速さを向上させたのはもちろん、ドライバビリティや耐久性といった面でも進化しているのは、レースの現場で得たフィードバックを反映させた成果だそうです。
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TGR(TOYOTA GAZOO Racing)のモデルといえば、モータースポーツで鍛えたというイメージですが、GRスープラについては、世間的にはその匂いが濃くはない感じもします。けれど実際には、市販車に近い姿で戦うこのGT4カテゴリーで成功を収め、またレースの現場でしっかりクルマを進化させているわけです。
やっぱりGRスープラも、紛れもないGRのいちモデルとして、サーキットとひもづいた存在なんだな……。今回、究極のGRスープラともいえるGT4を試して、あらためてそう実感したのでした。
TGRさん、SHADE RACINGさん、貴重な機会をありがとうございました!
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