走りとサウンドの刺激が強すぎる! 新時代の“ホットハッチ”「500e」街で乗った印象とは? “アバルトらしい走り”は格別の楽しさ
サソリの毒がしっかり効いた刺激的な走りと音
そして、「そうきたか!」が思わずヒザを打ったのが音の演出です。

EVといえばエンジン音が存在しないため、運転を楽しみたいドライバーは物足りなさを覚えるもの。しかしアバルト500eは、スイッチを入れると排気音を模した低めの音がスピーカーから車内外に発せられ、ドライバーのテンションを上げてくれるのです。
実はこの音、アバルトが手がけるエンジン車の定番パーツで、快音を響かせることで知られるエキゾーストシステム“レコードモンツァ(通称レコモン)”のサウンドを再現したもの。音が「ちょっと聞こえる」なんてレベルではなく、想像以上に荒々しくてアウトローなサウンドを響かせる辺りはさすがアバルトです。
もちろん、刺激的なサウンドを響かせるからといって、走行性能がアップするわけではなりません。しかし間違いないのは、気分がアガってドライビングが楽しくなること。ステアリングを握りながら思わず笑顔になってしまいます。
そんなアバルト500eですが、EVへと生まれ変わっただけに「しっかりと走りを楽しめるのか?」、「サソリの毒は効いているのか?」と心配になる人も多いのではないでしょうか?
結論からいえば、アバルト500eはクルマ好きの期待を決して裏切りません。とてもパワフルという印象はありませんが、モーター駆動車らしくレスポンスが鋭い上に、加速の伸び感もしっかりと“演出”されています。この辺のチューニングは絶妙です。
ちなみに、例のサウンドはオン/オフできるものの、走行中は操作できないのが玉にキズ。走行中にオン/オフやボリューム調整ができるようになるとシーンを選ばず楽しめるようになるかもしれません。とはいえ、エンジン車用の“レコモン”もサウンドボリュームはかなり大きかったため、こうした音の出方もアバルトらしいといえるかもしれませんね。
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