ロータリーエンジン搭載のスポーツカー「アイコニックSP」市販化へ向けての朗報あり!? 次世代型「RX-7」は待望の復活を果たせるのか?
北米規制のクリアに目処が立った次世代ロータリーエンジン
マツダの毛籠勝弘社長は、先ごろ開催されたカスタムカー祭典「東京オートサロン2025」のプレスカンファレンスに登壇。次世代ロータリーエンジンの開発状況について、最難関である北米新基準への適合に手応えを示しました。となると期待したいのが、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーの復活です。果たしてその可能性はあるのでしょうか?

マツダは2023年9月に、実に約11年ぶりとなるロータリーエンジン搭載車の復活を発表。「MX-30 ロータリーEV」に搭載された、ロータリーエンジンが発電した電気でモーターを回して前輪を駆動する新発想のパワートレイン“e-SKYACTIV R-EV”は、「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞」を受賞するなどクルマのプロから高く評価されています。
その追い風を受け、市販化への期待が高まっているのが「アイコニックSP」。マツダが「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開したスポーツカーのコンセプトカーです。
「アイコニックSP」は、時代が変わっても、その時代に適したソリューションを活用することで、「クルマっていいよね、楽しいよね」というクルマへの憧れを提供し続けていくというマツダの情熱を、コンパクトスポーツカーというスタイルにまとめあげたという美しいコンセプトカー。
そのパワートレインとして搭載が想定されているのは、2ローター・ロータリーEVシステム。「MX-30 ロータリーEV」に搭載される“e-SKYACTIV R-EV”は1ローター仕様ですが、「アイコニックSP」のそれは2ローター仕様を想定しています。
「アイコニックSP」は、ハイパワーで低重心、さらに50:50の前後重量配分などを実現し、スポーツカーらしい運動性能の獲得を目指しているようですが、その原動力となっているのが、このコンパクトながら強心臓の2ローター・ロータリーEVシステムなのです。
「アイコニックSP」は、システム出力370ps、車両重量1450kg、パワーウエイトレシオ3.9kgを目標にしているといいます。これはポルシェ「911」に相当するパフォーマンスであり、日本のスポーツカー好きは期待を膨らませています。
また「アイコニックSP」は、コンパクトでレイアウトの自由度が高い2ローター・ロータリーEVシステムの搭載により、美しい低重心フォルムの実現を目指しています。
特徴的な“シザーズドア”により、スーパーカーのような斬新なルックスを演出している「アイコニックSP」のボディサイズは、全長4180mm、全幅1850mm、全高1150mm、ホイールベース2590mmを想定。コンパクトなロータリーエンジンの搭載も相まって、ボンネットフードの低いスポーツカーらしいルックスの実現を目指しています。
そんな「アイコニックSP」は、ラゲッジスペースにはふたり分のキャリーバッグを積載でき、パートナーとの小旅行なども気軽に楽しめるなど、スポーツカーながら優れた実用性の獲得も目指しているといいます。
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毛籠社長が「カーボンニュートラル時代でもエンジン開発をあきらめない。エンジン好きのマツダは情熱を持ち続ける」と宣言したように、マツダ社内にはすでに、ロータリーエンジンの開発グループを開設。鍛錬の技術者たちが再結集しているといいます。
またマツダは、「アイコニックSP」への搭載が想定される縦置き2ローター・ロータリーEVシステムの開発をスタートさせていると発表済みです。厳しい北米の規制クリアに目処が立ったという朗報は、「アイコニックSP」の市販化を期待させる大きなニュースといえそうです。
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