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もはや静かなだけじゃない!? レースで速く、普段乗りもこなす“次世代EVスポーツカー”ヒョンデ「アイオニック5 N」の実力とは

家からサーキット、そしてまた家へ!

 2025年6月28日、千葉県の袖ヶ浦フォレスト・レースウェイで開催された「ALL JAPAN EV-GP SERIES」第4戦。その会場でヒョンデ モビリティ ジャパンが実施したのは、EVレースの可能性を探る挑戦的なイベント「IONIQ 5 N メディア対抗ファンレース」でした。

「2025 ALL JAPAN EV-GP SERIES Rd.4」の本戦前に特別プログラムとして実施された「アイオニック5 Nメディア対抗ファンレース」には、7名のモータージャーナリストが参戦
「2025 ALL JAPAN EV-GP SERIES Rd.4」の本戦前に特別プログラムとして実施された「アイオニック5 Nメディア対抗ファンレース」には、7名のモータージャーナリストが参戦

「ニュル」を意味する「N」を冠したヒョンデ「アイオニック5 N(IONIQ 5 N)」は、サーキット走行を視野に入れて開発されたBEV(電気自動車)です。その名のとおり、ニュルブルクリンク北コースを2周フルアタックできる実力を持つとされ、今回のイベントはその性能をリアルな条件で試す好機でもありました。

 ヒョンデ モビリティ ジャパンが企画した、このIONIQ 5 N メディア対抗ファンレースは、EVモータースポーツ活動のスタートであると同時に、日常とサーキット走行を両立できる“走りのBEV”としての実力検証を目的としています。

 筆者は静岡の自宅から、アイオニック5 Nでレース会場の袖ヶ浦フォレスト・レースウェイまで自走。出発時はバッテリー残量100%、エコモードでの航続距離は約350kmを表示。カタログ値は561kmですが、ハイグリップタイヤやエアロパーツの影響もあり、実航続はやや控えめな印象です。

 目的地までは約150km。途中の木更津で急速充電を行い、73%から95%まで回復させて無事到着しました。

「アイオニック5 Nメディア対抗ファンレース」のスタートの様子
「アイオニック5 Nメディア対抗ファンレース」のスタートの様子

 今回のレース形式は「順位」と「消費電力量(kWh/100km)」の合算ポイントで争われます。18周(約45km)を走りきること、さらにゴール時にバッテリー残量を20%以上残す必要があるため、「エコラン重視」だけでは勝てないルール設定です。

 スタート直後、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会長の菰田潔さんとDJ・ラジオパーソナリティのピストン西沢さんがダッシュを決め、「二人が行くなら行くしかない!」と筆者も追走。しかし、最初から飛ばし過ぎず、エネルギー効率を意識しながら、終盤に勝負をかける戦略を選びました。

Nextアイオニック5 Nがサーキットで見せた“本気のポテンシャル”
Gallery 【画像】「えっ!…」これがBEVであることを忘れるほど走りに夢中になれるヒョンデ「アイオニック5 N」です(43枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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