「え…」BMWツインパワー ターボって“ツインターボ”のこと? チャットGPTとの対話で明らかになった“誤解と真実”とは【AIと語るクルマ#5】
ツインパワー ターボとツインターボは同じ意味?
前回のコラムでは、「BMWはなぜ前後重量配分50:50にこだわるのか?」について、生成AI「ChatGPT(チャットGPT)」と語り合ったモータージャーナリストの萩原秀輝さん。今回は、BMWエンジンの多くに記載される「BMW TwinPower Turbo(BMWツインパワー ターボ)」に注目します。

BMWツインパワー ターボってツインターボのことですか。
自分の理解では違いますと即答したいところ。
でも、チャットGPTに質問して見ると……。
今回は、ツッコミが不十分で一本取られてしまいました。
この連載コラム、早くも第5弾になります。生成AIの定番になっているチャットGPTに質問をして、回答にツッコミを入れるというイヤラシイ企画。回答の即応ぶりは、人間ワザでは不可能で内容も真っ当。でも、オヤッと思うことが少なくありません。
さて、今回も皆さんの関心が高いBMWのトリビア的なテーマにしましょう。少し前までは、BMWのボンネットを開けるとカバーにBMW TwinPower Turbo(以下BMWツインパワー ターボ)の記載がありました。
ただ、2022年に投入された2シリーズのアクティブ ツアラーからは記載が省かれています。マイルド ハイブリッド テクノロジーの採用を拡大するなど、戦略的に新たなフェーズに入っているということなのでしょう。
でも、採用をやめたわけではありません。最新モデルとなる2シリーズのグラン クーペの装備・価格表にはBMWツインパワー ターボの記載があります。ただ、誤解をされている方もいるのではないでしょうか。BMWツインパワー ターボは、ターボチャージャーが2基あるツインターボを意味していないのです。
さっそく、チャットGPTに質問をしてみましょう。ココは簡潔に“BMWのツインパワー ターボとツインターボは違いますか”に対して数秒で回答が。具体的には“ツインターボの意味はターボチャージャーを2基搭載していること”で“ツインパワー ターボの意味はBMW独自のターボチャージャー技術の総称”となっています。
その技術とは、吸気バルブのリフト量を連続可変制御するバルブトロニックや吸排気バルブの開閉タイミングを連続可変制御するダブルVANOSなどのことですね。つまり、ターボチャージャーとバルブ制御の組み合わせがツインパワーといえます。
さて、自分の理解としては2010年に投入された第6世代の5シリーズ(F10型)で初めてエンジンカバーに記載されたTwinPower Turbo意味は上記になります。
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