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日本じゃ買えない!? マツダ発「プレミアムSUV」のディテールとは? CX-80とは違う“ワイドボディ”がカッコいい3列シートSUV「CX-90」は何が魅力

美しい上にボリューミーなルックスの「CX-90」

 マツダは“ラージ商品群”と位置づける4モデルのSUVをグローバル市場に投入しています。日本市場には、フラッグシップモデルである3列シートSUVの「CX-80」と、スポーティな味つけの2列シートSUV「CX-60」という2モデルが存在しますが、海外市場では先の2台より大きな「CX-90」と「CX-70」というモデルが存在します。

 そんな海外市場専売モデルである「CX-90」を、同社の本社内にある「マツダミュージアム」でチェックすることができました。果たしてどんなモデルなのでしょうか?

マツダ「CX-90」
マツダ「CX-90」

「マツダミュージアム」では、マツダの歴史を語る上で欠かせない往年の名車が多数公開されています。なかでもエントランス部分は、時折、海外モデルなど日本ではなかなかお目にかかれない最新モデルが展示されることでも知られています。

 今回のミュージアムを訪問した際に展示されていたのは、海外専売モデルであるラージSUVの「CX-90」。北米や豪州などのマーケットで展開されているモデルです。

「CX-90」は2023年2月に発表された、マツダのラージ商品群の第2弾。大型SUVの人気が高い北米市場のニーズを踏まえて開発されました。

 一見すると、同じ3列シートSUV「CX-80」の仕様違いと思いがちですが、デザインやボディサイズ、仕様などの差別化が図られています。

 今回、「マツダミュージアム」に飾られていた「CX-90」は、北米市場向けの最上グレード「シグネチャー(Signature)」。ディープクリスタルブルーマイカをまとった左ハンドル仕様で、内装にはナッパレザーがおごられていました。シックなブルーのボディカラーと上品なタン内装のコンビがおしゃれです。

「CX-90」のエクステリアは、「CX-80」よりもボディの抑揚が強く、一段とグラマラスに映ります。

「CX-90」と「CX-80」は同じラージ商品群に属すモデルで、後輪駆動を基本とするプラットフォームを採用。いずれも長いフロントノーズの下には直列6気筒エンジンを縦置きに搭載することができ、長いホイールベースの中に3列シートを収める巨大なキャビンを融合しています。

 そんな2モデルにはいくつかの相違点がありますが、そのひとつがボディサイズ。「CX-90」と「CX-80」はホイールベースこそ3120mmと共通ですが、「CX-90」は全長が130mm長い5120mm、全幅は104mmワイドな1994mm、全高は32mm高い1745mmで、全方位でサイズアップしていることが分かります。

 そうしたボディサイズの違いもあって、エクステリアデザインも細部が異なります。正面から見たときの2台の識別点は、バンパーのデザイン。ヘッドライト下部のサイドインテークの形状が異なります。

「CX-80」はシンプルなラインで形成されるのに対し、「CX-90」はインテークの外側にバーを追加。一段とワイドさを強調しています。

 さらに分かりやすい識別点としては、「CX-90」はヘッドライト内部にオレンジのウインカーレンズが組み込まれることが挙げられます。またグレードにより、ロアグリルにメッキモールが追加されたモデルも存在します。

 全幅の違いはフェンダー形状にも見て取れます。タイヤまわりの張り出しが一段と感じられるブリスターフェンダーを採用しています。

 さらに違いが分かる「CX-90」専用パーツが、左右のフロントフェンダーにつくエンブレム。「CX-80」のものは、中央部に先端が来る飛行機の翼のようなデザインですが、「CX-90」のそれは船の先端のようなデザインなのです。

 そして、デザインの違いはガラスエリアにも。「CX-80」はリアピラー部付近のサイドガラスが“くの字”を描き、メッキモールが下部まで回り込んでいるのに対し、「CX-90」はすっきりした台形形状で、メッキモールも上部のみとなっています。これは、ヒップ部のボリュームをより美しく見せるための工夫でもあるのでしょう。

 リアビューは、ライト形状などが同じためそっくりですが、やはりワイドボディ化によって、バンパーも「CX-90」の方がボリュームあるデザインです。なおボディカラーは、いずれも9色で、同じ色味を選ぶことができます。

Next豪州向けには右ハンドルの「CX-90」も存在するけれど……
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