国内は87台限定 BMW新型「M2 CS」日本上陸 M2より50馬力アップの530馬力3リッター直6エンジンを搭載した「軽量・最強FR」が登場
ジャパンモビリティショー2025で日本初公開
ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2025年10月29日、新型「M2 CS」の注文受付を開始しました。日本国内において87台限定の導入となり、納車は同年11月以降を予定しています。

新型M2 CSは、「M2」をベースに、BMW Mがサーキット走行も視野に入れて仕立てたスペシャルモデルです。2025年5月に世界初公開されました。
ベースとなるM2は、1985年に登場して高性能スポーツカーのベンチマークとなった初代「M3」と、1973年に登場して美しいデザインと運動性能により名を馳せた「2002」の伝統を受け継ぐ、もっともコンパクトなMモデルです。初代M2は2016年に発表され、現在販売されているM2は2代目です。
新型M2 CSに搭載される3リッター直列6気筒ツインターボエンジンは、M2より最高出力50馬力アップ、最大トルク50Nmアップの530馬力・650Nmを発揮し、これは「M3 コンペティションM xDrive」や「M4 コンペティションM xDrive」と並ぶスペックとなっています。
トランスミッションは8速Mステップトロニックが標準で、加速性能は0-100km/hが3.8秒、0-200km/hもわずか11.7秒で達成。最高速度はMドライバーズパッケージ標準装備により302km/hに設定され、まさにMモデルの中でも頂点級の性能を備えます。
軽量化も徹底されており、ルーフやボンネット、リアディフューザー、センターコンソール、さらにはトランクリッドまでCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製とし、標準のM2比で約30kgの軽量化を実現しました。とくにトランクリッドには大型の“ダックテール”スポイラー形状が採用され、通常のM2とは明確に異なるリアビューを構成しています。
足元にはフロント19インチ/リア20インチの鍛造ホイールが装備され、専用設計のサスペンションやMカーボンバケットシート、アクティブサウンド対応のエキゾーストなど、走りに特化した装備が多数与えられています。
インテリアにはアルカンターラやメリノレザーを贅沢に使用し、12.3インチ+14.9インチのBMWカーブドディスプレイやM専用メニューも標準装備。ドリフトアナライザーやラップタイマーといったトラック走行向け機能も充実しています。
消費税込みの車両価格は1488万円です。
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新型M2 CSは、現在東京ビッグサイトで開催されている「ジャパンモビリティショー2025」BMWブースで展示されています。
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