3ローターの“ロータリーターボ”を搭載! マツダの「スゴいコンセプトカー」が広島本社に登場! 1985年公開の4シータークーペ「MX-03」ってどんなクルマ?
3ローター“ロータリーターボ”の搭載を想定した「MX-03」とは
マツダは2026年2月中旬までの予定で、広島県府中町の本社ショールームに往年のコンセプトカー「MX-03」を展示中です。1985年に初公開されたこのモデル、果たしてどんなクルマなのでしょうか?

「MX-03」は1985年の「東京モーターショー」で初公開されたモデル。マツダいわく、高性能4座スポーツクーペのあるべき姿を提案したエンジニアリングコンセプトカーだといいます。
シンプルかつシャープな2ドアクーペで、サイズは全長4510mm、全幅1800mm、全高1200mm、ホイールベース2710mmで、車両重量(目標値)は1150kgとされていました。
車名にある「MX」とは、現行モデルではロータリーエンジンを発電機として使うPHEV(プラグインハイブリッド)の「MX-30」や、オープン2シータースポーツ「ロードスター」の海外仕様などチャレンジングなモデルに冠される名称で、Mazda eXperimentalの頭文字から取られています。
そんなネーミングを冠する「MX-03」は、現在の視点から見ても注目すべきテクノロジーを採用しています。
最も目を惹くのはパワーユニットで、654cc×3ローター・ロータリーターボエンジンを搭載。ツインスクロール・ターボチャージャーにはセラミック製タービンを採用しており、最高出力は315馬力以上を想定していたといいます。
そんなパワーを路面へと伝える駆動方式には、電子制御式トルクスプリット4WDを採用。また、電子制御式4WSや速度感応型のバリアブルギアレシオステアリング機構など、現代に通じるテクノロジーを想定していました。
そんな「MX-03」のエクステリアは、ボディと一体化されたリアスポイラーが印象的。対するコックピットは、ヨーク型ステアリング、ガングリップ式シフトセレクター、多重表示メーター、ヘッドアップディスプレイなど、航空機のような仕立てで、先進的なイメージにまとめられていました。
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3ローター・ロータリーターボエンジンといえば、「MX-03」の初公開から5年後となる1990年に初めて市販モデルに搭載された「ユーノスコスモ」が思い出されます。
そうした経緯を踏まえると、「MX-03」はエンジニアリングコンセプトカーとして大きな役割を果たしたモデルといえるでしょう。
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