システム出力は711馬力! ポルシェ新型「911ターボS」の走りは鳥肌が立つほど刺激的!! ハイブリッド化を果たした最新の「ターボ」は速さも快適性もケタ違い
一般道でうま味が際立つ“T-ハイブリッド”
興奮冷めやらぬまま、続いては「911ターボSカブリオレ」で一般道へ。天気のいいスペインだけに、当然、ソフトトップはオープンにして走り出します。
とりわけワインディングロードでは、絶対的なパワーとトルクを即座に引き出せる鋭いレスポンスが、刺激的な走りを楽しませてくれました。
パーシャルスロットルの時間が多く、しかも始終アクセルのオン/オフを繰り返す一般道の方では、“T-ハイブリッド”のうま味がさらに引き立つといってもいいかもしれません。
しかも、ベルトレスとされた新エンジンはメカニカルノイズが澄んでいて、チタニウム製エギゾーストと相まって、耳でも快感を味わえるのだからたまりません。

その上、乗り心地が素晴らしいのです。“ehPDCC”を得たサスペンションは普段は格段にしなやかな設定とされていて、快適なドライブを楽しませてくれます。
ちなみに、エンジニアに「GT3」が採用しているフロントダブルウィッシュボーン式サスペンションは考えなかったのかと聞いたら、低温時のフリクションに起因する雑味は、快適性や上質感も重要な「911ターボ」にはふさわしくないと判断したそうです。正直、それでも不満は一切なし。最高に気持ちのいいハイスピードドライビングを堪能したのでした。
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今や数え切れないほどのラインナップを有するポルシェ「911」シリーズの中でも、速さ、刺激、快適性など、あらゆる面で最高の1台。それが最新の「911ターボS」の試乗を終えての、偽らざる実感です。
「カレラ」シリーズにもターボエンジンが積まれ、それどころか電気自動車の「タイカン」や「マカン」にも「ターボ」が設定される今、ポルシェにとって「ターボ」の名が何を意味するかを雄弁に物語る仕上がりに、完全に圧倒されたのでした。
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