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ND型では初の“緑”系ボディカラー世界初公開! マツダ「ロードスター」の新色“ジンクグリーンメタリック”の誕生理由とSNSがざわつく色気とは

工業用の下地塗料に着想を得た新色“ジンクグリーンメタリック”

 マツダは2026年5月31日、長野県の軽井沢で開催された恒例のファンイベント「軽井沢ミーティング2026」において、新色“ジンクグリーンメタリック”に塗られた「ロードスター」を世界初公開しました。現行の4代目では初の採用となる緑のボディカラーとあって、発表直後から日本のSNSでは大きな話題に。この新色がどんなカラーなのかを解説するとともに、ファンたちのリアルな反響を見ていきましょう。

“ジンクグリーンメタリック”は、ソフトトップの「ロードスター」と、リトラクタブルハードトップを備える「ロードスターRF」に順次導入予定の新色です。

 ユニークなのは、この色の発想の源。マツダによると、このカラーは工業製品の耐久性を高めるために使われる下地塗料“ジンククロメートプライマー”の色味や質感から着想を得たものだといいます。実用一辺倒に見える“合理的な機能美”を、タフさとして色や質感に落とし込んだのが新色の“ジンクグリーンメタリック”なのです。

 クルマに塗られた“ジンクグリーンメタリック”の表情は、光の当たり方によって大きく変わります。暗い場所ではソリッド調の質感で引き締まった力強さを見せる一方、明るい場所では繊細なメタリックの輝きがボディの造形を際立たせ、洗練されたモダンな印象に。

 その理由は、塗料内に青みを帯びた光輝材を配合し、その粒の大きさや並びを最適化することでクールな色味に仕上げられているためです。時間帯や光の移ろいによって多彩な表情を見せる奥行きのあるグリーンに仕上がっています。

マツダ「ロードスター」の新色“ジンクグリーンメタリック”
マツダ「ロードスター」の新色“ジンクグリーンメタリック”

 ここで改めて、「ロードスター」とグリーンのボディカラーの関係についておさらいしておきましょう。

 ふたり乗りのオープンスポーツカー「ロードスター」の初代モデルである「ユーノス・ロードスター」が誕生したのは、1989年のこと。海外でも「MX-5」として愛されてきました。“人馬一体”という思想の下、軽量なボディとフロントエンジン/後輪駆動にこだわり続け、2000年にはふたり乗り小型オープンスポーツカーの生産累計世界一としてギネス世界記録にも認定。また2016年には、累計100万台を突破し、現在も“世界で最も売れたオープン2シーター”として記録を守り続けています。

 そんな「ロードスター」は、緑のボディカラーと深いつながりがあります。初代の人気グレード「Vスペシャル」には、“ネオグリーン”という濃い緑のボディ色が設定され、タンカラーの内装と組み合わせた英国車のようなたたずまいが、多くのファンを魅了しました。マツダが採用した緑系色は、これまで約80色を数えますが、歴代の「ロードスター」にもさまざまな緑が採用されてきた歴史があります。

 一方、現行のND型には、これまで緑系の純正色は設定されてきませんでした。ディーラーが企画したラッピングによる緑のモデル(即完売)が登場して話題を集めたものの、メーカー純正カラーとしては今回の“ジンクグリーンメタリック”が初の設定。長い間、緑のND型を待ち望んできたファンにとっては、まさに待望のカラーといえます。

 世界初公開の舞台となった「軽井沢ミーティング」は、全国から2000人を超える来場者と1000台を優に超える歴代「ロードスター」が集う、世界的にも知られたファンの祭典。そんな舞台で新色をまず熱心なファンの前でお披露目したことは、マツダらしい粋な演出といえるでしょう。

Next新しい“緑”に寄せられる日本のSNSのリアルな反響
Gallery 【画像】超カッコいい! これがマツダ「ロードスター」の新色“ジンクグリーンメタリック”です(15枚)
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