真夏なのに23℃! 標高2000mの“天然クーラー”へと避暑ドライブ フォルクスワーゲン「ティグアン TDI」はなぜ長距離旅の相棒に向いてる?
酷暑の東京都心を脱出! まずは気温25℃の野辺山へ
暦の上では秋を迎えているものの、まだまだうだるような暑さが続く東京。エアコンの効いた室内で過ごすのもいいですが、休日くらいは暑さそのものから逃げ出したくなります。
そこで今回は、東京都心を早朝に出発。標高2000m級の美ヶ原高原を目指すことにしました。標高が100m上がると気温はおおむね0.6℃下がるといわれます。ならば標高2000mまで上がれば、真夏でも天然のクーラーを味わえるのでは?……そんな避暑ドライブへと出発です。
旅の相棒に選んだのは、フォルクスワーゲンのミッドサイズSUV「ティグアン」のディーゼル4WDモデル「ティグアン TDI 4モーション Rライン」です。
搭載する2リッターの直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、最高出力193ps(142kW)、最大トルク400Nmを発生。7速のデュアルクラッチ式トランスミッション“DSG”を介して4輪を駆動します。カタログ記載のWLTCモード燃費は15.1km/L、燃料タンク容量は61リッターと、スペックからもロングドライブを得意としそうな印象です。
まずは東京ICから東名高速へと入り、新東名高速などを経由して御殿場方面へ。そこから富士五湖エリアを抜けて中央自動車道へと向かいます。
高速道路を走り始めてまず感じるのは、「ティグアン TDI」の力強さ。なかでも、アクセルペダルを踏む右足の操作に対する反応の“読みやすさ”でした。
アクセルペダルをほんの少し踏み増せば、その量に応じてスッと速度が上がり、逆にペダルを戻せば自然に減速し、前走車との車間を整えやすい印象。低回転域から400Nmの大トルクを発生するディーゼルと、レスポンスのいいDSGとの組み合わせが、ドライバーの意図に忠実な加減速を生み出してくれます。

さらに高速道路では、ACC(アダプティブクルーズコントロール)の働きも好印象でした。前走車に追従するときの加減速が自然で、「もう少しここで速度を落としてほしい」、「もう少し力強く追従してほしい」と感じる場面が少なかったのです。直進安定性も高く、長時間、ステアリングを握っていても余計な緊張を強いられることがありません。
そしてもうひとつ、ディーゼル車であることを忘れさせるほど静かなキャビンも、長距離ドライブでは効いてきます。車外ではディーゼル特有の燃焼音が聞こえるものの、車内では速度を上げてもほとんど意識しなくて済みます。
高速走行時の優れた静粛性や出来のいいACC、そして直進安定性の高さは「ティグアン TDI」の長所といえるでしょう。
そんな「ティグアン TDI」で淡々と距離を重ね、中央自動車道の長坂ICを降りて清里方面へ。やがて最初の立ち寄り地点、長野県は野辺山エリアへと到着しました。
まず足を運んだのは、標高1375mに位置するJR小海線の鉄道最高地点にある「鉄道神社」と、そこからほど近い標高1350mに位置する「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」です。

訪れた際の気温は25℃。東京都心を出発してからまだ数時間ですが、真夏とは思えないほど過ごしやすい空気の中に身を置くことができました。
しかし、今回の最終目的地は、ここからさらに600m以上も高い場所にあります。
目指すは標高約2000mの美ヶ原高原。野辺山を後にし、「ティグアン TDI」のステアリングを握って、さらに山深いワインディングへと向かいます。
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