VAGUE(ヴァーグ)

「639馬力はスゴい」けれど「2.3トン超えって重すぎない!?」 アウディ新型「RS5」に賛否両論! RSモデル初のPHEVでも“RSらしく”走れる?

639psは魅力的だけど「車重が2370kgもあるの!?」の声

 アウディのハイパフォーマンスモデル「RS」が、大きな転換点を迎えそうです。アウディ ジャパンは2026年9月29日、新型「RS5」とステーションワゴン版の「RS5アバント」を日本へ導入すると発表。同日から受注を開始しました。価格(消費税込)は「RS5」が1550万円、「RS5アバント」が1575万円となっています。

 新型「RS5」「RS5アバント」最大のトピックは、アウディスポーツが手がける「RS」モデルで初めてPHEV(プラグインハイブリッド)を採用したことです。2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせ、エンジンは最高出力510ps(375kW)、最大トルク600Nm、モーターは177ps(130kW)と460Nmを発生。システム最高出力は639ps(470kW)、同最大トルクは825Nmに達します。0-100km/h加速タイムは3.6秒、最高速度はオプション装着時で285km/h(標準は270km/hのリミッターつき)。数字だけを見れば、まぎれもなく「RS」らしいハイパフォーマンスモデルです。

 ところが発表後、海外や日本のSNSで話題となったのは、出力とは別の数字でした。それは車重。欧州仕様は「RS5」が2355kg、「RS5アバント」が2370kgで、アウディ自身もこの重量を公表した上で、シャシーや駆動系によって俊敏なハンドリングを実現したと説明しています。

 SNSでは、「639馬力はスゴい」、「デザインがかなりカッコいい」といった好意的な反応がある一方、「2370kgもあるの!?」、「2.3トン超はさすがに重すぎない?」、「これで本当に『RS』らしく走れるの?」と、その重さに驚く声が見られます。特に海外では、発表直後から「639ps級のパワー」と「約2.4トンの車重」がセットで語られ、一見、アンバランスにも思えるこの組み合わせ自体が、新型を象徴するものとなっています。

アウディ新型「RS5」シリーズ
アウディ新型「RS5」シリーズ

 日本のSNSでも同様の反応が見られ、従来の「RS4アバント」や大型セダンと比較しながら、「スポーツモデルとしてこの重さをどう考えるべきか?」という議論につながっています。実際、前身である「RS4アバント」の欧州仕様はドライバーなしで1745kg。同じ基準で見れば、「RS5アバント」とは625kgもの差があり、ファンが気にするのも無理もありません。

●なぜ2.3トン超に? モーターだけで85km走れるPHEVという答え

 車体が重くなった大きな理由は、新たに採用されたPHEVシステムにあります。新型は2.9リッターV6ツインターボにモーターを組み合わせ、容量25.9kWh(ネット値22kWh)のリチウムイオンバッテリーを搭載。EV走行換算距離は「RS5」で最長85km、「RS5アバント」で83kmを確保。モーターのみで140km/hまで走れます。

 今回の電動化は、エンジンに短時間のブーストを加える程度のものではありません。日常ではかなりの距離を電気だけで走る一方、アクセルペダルを踏み込めばV6ツインターボとモーターによる639psが炸裂します。双方を成立させるべく、大容量バッテリーやモーターを積む必要があり、その分、重量がかさんだわけです。

 そうした背景から、SNSでの評価も割れています。「これだけ速くてEVでも走れるなら時代に合っている」という見方がある一方、「バッテリーが減ったら重い車体を運ぶことになる」、「軽さやエンジンフィールを楽しむ『RS』とは違う方向へ行った」、「最後の純ガソリンモデルの方が欲しい」といった声も出ています。

アウディ新型「RS5」シリーズ
アウディ新型「RS5」シリーズ

 日本のSNSでも、「電動化しても『RS』らしさを残せるのか」という反応が見られます。一方、デザインは比較的好評で、ワイドに張り出したフェンダーやリアまわりを評価する声が少なくありません。新型はベースとなる「A5」に対して、前後フェンダーを左右各45mmずつ拡幅。伝説的な初代アウディ「クワトロ」を想起させるワイドなプロポーションと、「RS」専用のエクステリアによって、視覚的にも高性能モデルであることを強く主張しています。

Next走らせると評価が変わる? 市販車世界初の“電気機械式トルクベクタリング”
Gallery 【画像】片側45mmワイド化したフェンダーが迫力! PHEVとなったアウディ新型「RS5」を写真で見る(27枚)
ロケット級の飛びは本当?新「ZXi RKTドライバー」をアマチュアが本音試打
プロだけじゃない アマチュアこそ試したいスリクソンの新アイアン

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】

前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】

RECOMMEND