11年前に公開された“幻のFRスポーツ”が2027年に復活か!? トヨタ「S-FR」の市販化説が再燃! ダイハツ「コペン」との関係は?
新型「コペン」と基本構造を共有!? 気になる2027年市販化説の現実味
「S-FR」復活説の背景として注目されているのが、ダイハツの新しいFRスポーツの存在です。
ダイハツ工業は「ジャパンモビリティショー2025」において、次世代の軽オープンスポーツを提案するコンセプトカー「K-OPEN(コペン)」を世界初公開しました。
その特徴は、歴代「コペン」が採用してきた前輪駆動ではなく、FRレイアウトを採用していること。軽量な車体と相まって、操る楽しさを追求しています。
そんな「K-OPEN」のボディサイズは、全長3395mm、全幅1475mm、全高1230mm、ホイールベース2265mmで、今回報じられた「S-FR」の予想寸法と一致しています。
つまり、市販化がウワサされる「S-FR」は、ダイハツが開発中の軽FRスポーツと基本構造を共用するのではないかと見られているわけです。
ただし、2015年の「S-FR」は4人乗りクーペだったのに対し、「K-OPEN」はふたり乗りのオープンスポーツ。仮に基本構造を共用するとしても、両車をどのようにつくり分けるのか興味深いところです。
一方、ダイハツにおいて、この新しい軽FRスポーツの開発が進展していることは確かです。
「東京オートサロン2026」では、走行可能な試作車をさらに進化させた「K-OPENランニングプロト2」を披露。同車ではエンジンを縦置きのフロントミッドシップに配置するとともに、リアサスペンションの構造を変更。操縦安定性や路面追従性の向上を目指した改良が施されています。
また、従来型「コペン」は2026年8月末をもって生産が終了。ダイハツが次世代の軽スポーツをどのような形で商品化するのかにも関心が集まっています。
ただし、「K-OPEN」の開発担当者は、2026年1月の時点で試作車はまだ未完成であり、市販化できるとしても2年後という近い未来ではなく、さらに先になるだろうとの見通しを示しています。

この発言を踏まえると、「K-OPEN」と車両構造を共有するとされる「S-FR」が2027年に市販化されるという説には、慎重に向き合う必要がありそうです。
* * *
かつてトヨタが「S-FR」で提案したのは、大きなパワーに頼らず、軽快な車体とFRレイアウトでドライビングを楽しむというスポーツカーの新しいあり方でした。その考え方は、ダイハツが「K-OPEN」で目指す方向とも重なります。
11年前のコンセプトカーがそのまま市販化される可能性は未知数ですが、軽量なFRスポーツという構想がダイハツの開発によって具体的な形を見せ始めているのも事実です。
果たして「S-FR」の名を冠した新たなスポーツカーが登場するのか。それとも、この構想は「K-OPEN」へと受け継がれるのか。今後の進展に期待が高まります。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】