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7年ぶり復活の三菱新型「パジェロ」は歴代で初めて“上質インテリア”にこだわった! 輸入SUVからの乗り換えもアリ!? 最廉価グレードでも手抜きなし

約619万円の最廉価グレードも手抜きなし! スイッチの操作感までこだわった理由

 質感と機能性の両立も見逃せません。新型「パジェロ」は走行性能に関わる操作と空調に物理スイッチを採用しています。単に物理スイッチにするだけでなく、ブラインド操作のしやすさと、操作量が分かる“クリック感”にもこだわったそうです。

 実際に操作してみると、何を選んだかが指先に伝わる確かな手応えがあり、スイッチからも質感の高さを感じます。最も目立つ4WDセレクターは上質な加工が施され、センターコンソール中央の“特等席”に配置されています。これも“4駆の三菱”だからこそこだわった部分だといいます。

 そうした上質さへのこだわりは、最上級グレード「スーパーエクシード」だけのものではありません。価格でいえばエントリーグレードとなる「GLS」でも、インパネとドアトリムは同じ仕様です。これは「エントリーグレードだから質感が低い」と感じさせないための配慮で、「PAJERO」ロゴ入りのグリップも「GLS」には備わります。

 価格(税込)は「GLS」が619万3000円、「スーパーエクシード」が795万800円で、その差はざっと176万円。「GLS」のシートはファブリックで、3ゾーン独立温度コントロール式のフルオートエアコンや前後席のシートヒーター、パワーシートは「GSR」以上の装備となっています。

 それでも、毎日目にして手で触れる部分の質感は変わりません。ユーザーが好みで仕様を選び、「自分が選んだ『パジェロ』はコレ!」と前向きにグレードを選べるようにするのがねらいだそうです。なお「GLS」と「エクシード」は、2027年4月に生産開始となる予定です。

三菱新型「パジェロ」
三菱新型「パジェロ」

 新型「パジェロ」の開発陣は、価格帯を超える悪路快適性にも自信を見せ、世界のどこに出しても胸を張れるモデルに仕上がったという手応えを感じている様子でした。質感で競合に譲った悔しさは、新型のインテリアでしっかりと晴らされているようです。

Gallery 【画像】キャメルの本革シートや「PAJERO」ロゴ入りグリップに注目! 三菱新型「パジェロ」の室内を写真で見る(30枚以上)
西川昇吾
西川昇吾
自動車ジャーナリスト
1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手がける。また「ロードスターパーティレース」や「スーパー耐久」シリーズなど、モータースポーツへも積極的に参戦。そうした経験を基にした車両評価もおこなう

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