【2026年登場の1台】16年ぶりに復活した“元祖・高級ミニバン”日産「エルグランド」ってどんなクルマ? ネットでの反響もまとめてみた
JCOTYの10ベストに選ばれた高級ミニバン
日産の新型「エルグランド」が、2026-2027日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカーに選出されました。
今回の選出で注目したいのが、エルグランドというクルマの歴史です。
いまや高級ミニバンといえばトヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」が市場をリードしていますが、実はエルグランドには、それらよりも長い歴史があります。
初代エルグランドが登場したのは1997年5月のこと。当時はまだミニバンといえば、ファミリー向けの実用車というイメージが強かった時代です。
そんななか、広い室内空間に高級セダンのような上質な内装や快適装備を組み合わせたエルグランドは、「プレミアムミニバン」という新しいジャンルを切り開きました。
その後、2002年に2代目へと進化。同じ2002年にはトヨタから初代アルファードが登場し、高級ミニバン市場で両車が競い合う時代が始まります。さらに2008年にはアルファードの兄弟車としてヴェルファイアも登場しました。
2010年には3代目エルグランドがデビュー。このモデルでは、それまでの高い車体を持つスタイルから、低重心のロー&ワイドなフォルムへと大きく方向転換しました。優れた操縦安定性と走行性能を重視した設計が特徴でしたが、その後は大規模なモデルチェンジがなく、約16年にわたって販売が続いていました。
そして2025年10月のジャパンモビリティショーで4代目となる新型を世界初公開。2026年7月16日に正式発売されました。

新型エルグランドの大きな特徴は、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」の第3世代を採用したことです。エンジンは発電に専念し、100%モーターで走行する仕組みで、静かで滑らかな加速と力強い走りを両立します。
さらに電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」や、インテリジェント ダイナミックサスペンションも採用。前後のモーターを緻密に制御することで、加減速時やコーナリング時の車体の動きを抑え、乗員全員が快適に過ごせる乗り心地を目指しています。
インテリアはプライベートラウンジをイメージした上質な空間。日本初採用となる14.3インチの統合型インターフェースディスプレイを備え、先進性とくつろぎを両立させています。
気になる価格は、X e-4ORCEが689万7000円、G e-4ORCEが757万9000円。いずれも4WDで、現時点では2グレード構成です。最上級グレードでは750万円を超える価格設定となり、まさに高級ミニバンという位置づけです。

16年ぶりの全面刷新で、かつてのライバルだったアルファード/ヴェルファイアに再び挑むエルグランド。今回の日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベスト選出は、その復活を印象づける出来事といえそうです。
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