全長4.6mの最新SUV!アウディ新型EV「Q4 e-tron」の日本での使い勝手はどうなのか?
最新型“MEB”プラットフォームを採用したSUV型EV
2022年の秋から日本での納車が予定されているアウディの新型BEV(バッテリー電気自動車)「Q4 e-tron」に試乗することができたので、クルマの解説と試乗インプレッションをお伝えしましょう。
今回試乗したのは、欧州仕様のQ4 40 e-tronです。

今回の試乗者は欧州仕様をそのまま持ってきたモデルなので左ハンドルでした。
Q4 40 e-tronは2輪駆動なのですが、アウディにしては珍しく後輪駆動となります。正規に輸入されるようになるとクワトロ(4WD)やスポーツバックもバリエーションとして加わり、選択肢は幅広くなりそうです。
さっそく乗り込んでみました。ドスッという高級車らしいドアの閉まり音はいつものアウディらしさを感じさせます。
ハンドルのリムは12時付近と6時付近が直線的になって、スクエアな印象です。ダッシュボード中央のモニター画面はドライバー側に向けてレイアウトされているので、走りながらでも見やすくなっています。
ダッシュボード下のセンターコンソールに丸いスタート/ストップボタンがあり、電源のオン/オフをおこなえます。その右側に、前後に動く小さなスライドスイッチがあり、これがシフトセレクターとなっています。
シフトセレクターは奥からR-N-D/Bの順で並び、Pはそれよりも奥の離れた場所にあります。最近はBEVが増えたせいか、このセレクターレバーが単なるスイッチ化してどんどん小さくなる傾向です。
コックピット中央のモニターは、欧州仕様のためにナビなど使えない機能もありましたが、その下にあるエアコンスイッチも含めて、操作方法は普通のアウディ車と同じなのでとまどうことはありません。
3人が乗ることのできる後席は、シートクッションの厚みはやや薄めでフラットな印象ですが、座り心地は悪くなく、足元のフラットなフロアによってかなり広く感じられます。
これはBEV専用の最新型MEBプラットフォームによる効果が大きいと思われます。ロングホイールベースでショートオーバーハング(とくにフロント)により、ボディ寸法の割には室内が広く取れています。それが後席のゆとりにもつながっています。
このMEBプラットフォームは、アウディにとって第3世代のBEV用プラットフォームで、フォルクスワーゲンの「ID.3」や「ID.BUZZ」にも採用されています。
つまり、“J1パフォーマンスプラットフォーム”と呼ばれる第2世代を使う「e-tron GT」や、同じグループのポルシェ「タイカン」に採用されているよりも世代的には新しいプラットフォームです。
デジタルドアミラーを採用したアウディ「e-tron」と「e-tronスポーツバック」は、それらよりも前の“MLB evo”と呼ばれるプラットフォームを使っています。縦置きエンジン車用のプラットフォームをBEVでも使えるように改造したのが、この“MLB evo”なのです。ちなみに横置きエンジン用プラットフォームは“MQB”と呼ばれています。
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