日本でもヒットの予感!? 全長4.8mの3列7人乗りミドルSUV ジープ新型「コマンダー」の“ジープらしさ”とは
11年ぶりに復活した2代目コマンダーはグランドチェロキーの弟分
勢いに乗るジープは、2021年から2022年にかけて、「コンパス」のマイナーチェンジ、「グランドチェロキー」のフルモデルチェンジ、「グラディエーター」の導入と、いくつも新しい目を引く動きがありました。
そして2022年10月には、「コマンダー」というニューモデルの受注がスタートしました。

コマンダーという車名は、かつて2006年に、当時としては唯一の3列シートを備えたジープ車として、グランドチェロキーに上に位置するフラッグシップモデルにも使われたものです。
ただし、時代が早すぎたのか売れ行きは芳しくなく、残念ながら約4年で販売終了となりました。
ちなみに、どことなくXJ型チェロキーに通じるものを感じる初代コマンダーの角ばったエクステリアデザインは、本来は3代目グランドチェロキーの案のひとつだったという逸話があります。
ところが11年ぶりに復活した、コマンダーとしては2代目となる今回のニューモデルは位置づけが逆転して、グランドチェロキーの弟分に生まれ変わりました。
同じくグランドチェロキーの弟分となるコンパスをベースとしており、機構的な共通性も高いのですが、コマンダーは初代と同じく3列シートを備えている点が特徴で、スタイリングもより最新のグランドチェロキーに近い雰囲気となっています。
7スロットグリルのような伝統的なアイコンを身につけながらも、ピラーやルーフをブラックにペイントしたり、シーケンシャルターンシグナルランプを採用するなど、新しい要素を取り入れているのも特徴です。
全長4770mm、全幅1860mm、全高1730mmというミドルクラスSUVとして平均的なサイズは、かなり大柄になった現行グランドチェロキーLに対して(むろんそれが魅力のうちではありますが…)、狭い日本で乗るにもあまりもてあまさずにすみそうです。
車内はグランドチェロキーほどではないにせよけっこう広くて、運転席の眼前には10.25インチのフルデジタルクラスターが、インパネ中央には10.1インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションが配されています。
最近のジープ車は軒並み質感がグンと引き上げられたように感じているところですが、コマンダーもまさしくそうです。レザーシートの両脇に施されたダイヤモンドキルティング処理も、上質さをより印象づけています。
2列目の居住性は十分すぎるほど確保されていて、頭上、ひざ前、横方向ともに余裕があり、着座点が高いおかげで見晴らしがよく開放的です。
3列目も、スペース的には成人男性も座れる空間は確保されているものの、さすがに体育座りのような感じになるのは否めませんが、頭まわりに圧迫感がないよう、ルーフエンドをかなり後方まで伸ばした形状となっています。長時間の乗車には向かないものの、2列目シートがワンタッチでタンブルできたり、大きなドアが最大で80度も開くおかげで、乗り降りはあまり苦になりません。
3列目シートを使わないときは床下に格納しておけばよく、その状態で荷室は481リットル、フル乗車時でも170リットルの容量が確保できます。
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