高性能ポルシェをとことん堪能! ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京発「“ドラテク”を磨ける特別メニュー」の中身とは
ひとクラス上のドライビング体験を味わえる注目のプログラム
ポルシェのブランド体験施設として世界で展開されている「Porsche Experience Center」の日本版が、「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(以下、PEC東京)」として千葉県木更津市に開業したのは、2021年10月のことでした。
以来、趣向を凝らしたさまざまなプログラムを用意し、多くの入場者を集めてきたPEC東京が、2022年11月に新たに設定したのが「Accelerated Program(アクセラレート プログラム)」です。
この“アクセラレート”は、これまでにPEC東京で、90分のドライビングプログラムへ参加したことがある方が対象。つまり、ポルシェを思い切り走らせる経験をすでに済ませた人が、一段階上のドライビング体験を可能にするもの、ということができます。

謳われているのは、「データを活用した4時間プログラム」という文言。実はこの“アクセラレート”では、「ポルシェ・トラックプレシジョンアプリ」を活用します。GPSトラック機能を用いて走行データを記録し、それにステアリング、ブレーキ、アクセルの操作データを重ね合わせて走行チャートを作成し、それを元にポルシェドライビングコーチがなんとマンツーマンで、4時間にも渡って走りを指導してくれるのです。
豊富な経験を持つコーチが助手席で教えてくれるレギュラープログラムでもスキルアップの大きな後押しになるというのに、そこにデータ分析が加わるとなれば……。ドライビングに興味のある人だったら、きっと誰もがソソられるのでは?
先日、そんな“アクセラレート”を実際に体験するというまたとない機会に恵まれました。実はレース経験アリとはいえ、振り返ればそれもずいぶん前のことで、最近は腕がなまったなぁ、と大いに自覚していた私。喜び勇んでPEC東京を目指したのでした。
●ポルシェドライビングコーチの指示に従いコースイン
“アクセラレート”のプログラムは、まず「ハンドリングトラック」での走行から始まります。ここで現時点での走行データを取り、そしてポルシェドライビングコーチは参加者の走りがどれほどのものかを確認するというわけです。
この日、用意されていたクルマは最新のポルシェ「911GT3」でした。“アクセラレート”ではそのほか、「911ターボ」、「718ケイマンGT4」、「718ケイマンGT4RS」の中から走らせる1台を選ぶことができます。ただし718ケイマンGT4RSだけは、718ケイマンGT4で90分のプログラムに参加したことがある方のみの限定。718シリーズに、911GT3のエンジンを積み込んだこのクルマの走りはなかなかにピーキーなので、マージンをとったこうした設定は十分納得できます。
ポジションを合わせてシートベルトを締め、いよいよコースへ。ポルシェドライビングコーチの指示に従い、最初はゆっくりから徐々にペースを上げていきます。
「ここのコースはエイペックスを奥目に取って立ち上がり重視で行くのがポイントです。特に911は、そうやって武器であるリアのトラクションをしっかり活用していくイメージです」
今回サポートしてくれた、全日本F3やGT300での参戦経験もあるポルシェドライビングコーチの廣田 築(ひろた・きずく)さんが、助手席からそう教えてくれました。
もう1点、タイヤ空気圧計もチェックしておきたいポイントとのこと。内圧が高まり、しっかり性能を発揮してきたことを体感、そして数値で確認しておくわけです。
「このハンドリングトラックの舗装は、サーキット用ではなく一般的なものです。そしてヘルメットも着用しません。このプログラムの狙いはタイムを稼ぐのではなく、ドライビングの精度を上げていくこと。ですからタイヤもスキール音の鳴らない範囲で走らせます」
そう聞くと、もしかすると「面白みがない」と感じる方もいるかもしれませんが、走ってみれば分かります。このハンドリングトラックはクルマの挙動を学ぶのにまさに最適で、簡単にはうまく走らせることはできませんし、それゆえに走りの充足度もとても高いんです。ナメていると、自分が意外とうまく走らせられないことに愕然としますよ!
そんな風にいろいろと教えていただきながらの走行1回目の参考タイムは、1分38秒15でした。このときの走行データは、もちろんすぐに確認できます。前方カメラで捉えた実際の映像に、舵角、アクセル開度、制動力、ギアなどが重ね合わせて表示される画面は、とても情報量が多く、それでいて見やすいものになっています。
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