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【クルマ×アソビ #9】ポルシェが東大先端研と若者向け「学びのプログラム」を実施! なぜ? リアルな体験を通じて夢の実現をサポートする「LEARN with Porsche」とは

ポルシェが展開するドリームをみんなで共有する

 とはいえ黒岩さんたちは、中邑教授に対してなんの“ツテ”もなかったとのこと。そこで連絡先を調べ、中邑教授に直接、アプローチを試みたのだといいます。

ポルシェジャパン広報部長の黒岩真治さんは、2023年「LEARN with Porsche」後半のプログラムにも現地へ足を運び、参加者や島の子どもたちにポルシェの真価と魅力を解説
ポルシェジャパン広報部長の黒岩真治さんは、2023年「LEARN with Porsche」後半のプログラムにも現地へ足を運び、参加者や島の子どもたちにポルシェの真価と魅力を解説

「教授も最初は『クルマでも売られるのではないか』と身構えたそうです(笑)。しかし、彼らのイノベーティブな取り組みに注目していること、そして、我々の思いや方向性をお伝えしたところ、理想的なカタチが見えてきました。その中で、中邑教授が取り組む“学びの面白さや自由さに気づいてもらうこと”に多くの人が目を向けてくれれば、現代の教育に一石を投じることができるのではと考えたのです」(黒岩さん)

 こうしてスタートした「LEARN with Porsche」ですが、ポルシェにはそれを後押しする“原動力”となる言葉があったと黒岩さんは話します。

「それは『Porsche. Dream Together』という言葉です。我々がCSR活動に取り組むに当たって考えたキーワードですが、実は文中にある“.”の部分が重要なのです。ポルシェの夢や、ポルシェを所有する夢ではなく、ポルシェが展開するドリームを皆さんで共有する、という意図が込められています。

 ポルシェが対外的に掲げるビジョンでも、“ポルシェは夢を追い続ける人のためのブランドである”と謳っています。『LEARN with Porsche』はまさに、社是に合ったプロジェクトだと思います」(黒岩さん)

 さて、話をうかがっていて気になったのは、「LEARN with Porsche」の未来です。CSR活動は企業体力にも依存しますし、社会情勢に左右されるケースも少なくありません。

「『LEARN with Porsche』は1回だけの実施で完結するプログラムではありません。ポルシェジャパンは若者が将来に向けて夢を見つけにくい現代教育の課題解決に少しでも貢献することを目指しており、本物の体験と豊かな創造性による未来型の教育を提案する実践研究として継続的に取り組みます。

 大きな成果はすぐに得られないかもしれませんが、継続的に実施することに意味があると思います。やはり社会と対話するには、1度や2度、10人ほどを対象にしたプログラムを実施するだけでは実現しません。もっともっと『LEARN with Porsche』やポルシェのことを知ってもらうために、継続することはとても大事なことだと考えています」(黒岩さん)

* * *

 ちなみに、こうしたCSR活動の場合、企業は出資だけをおこなうケースも少なくありません。しかし黒岩さんは実際に「LEARN with Porsche」の現場へと足を運び、近くに遠くに、プログラムを眺めていました。

「裏方ですし、教育の専門家ではありませんから」と笑う黒岩さんですが、ごく自然に参加者や地域と触れることで、彼らと夢を共有しているように見えました。

Gallery 【画像】「なぜ?…」ポルシェと東大先端研が共同で開催!「LEARN with Porsche」の模様を写真で見る(30枚)
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