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リアウイングが迫力満点! トヨタ「GRヤリス」のスペシャル仕様「MORIZO RR」初公開! マスタードライバーの“モリゾウ”とつくり上げた限定車は何が特別?

ニュル24時間への挑戦から生まれたスペシャルな「GRヤリス」

 TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は2026年1月9日、「東京オートサロン2026」のプレスカンファレンスにおいて「GRヤリス」の特別仕様車「MORIZO RR」を展示。開発中のプロトタイプを初公開しました。

 2020年に誕生した「GRヤリス」は、トヨタのスポーツカーブランドである“GR”のネーミングを冠したスポーツモデルで、WRC(世界ラリー選手権)や日本国内のスーパー耐久シリーズなど、モータースポーツシーンでも大活躍を収めています。

 トヨタ車としては「セリカGT-FOUR」以来となった本格4WDスポーツカーで、専用のプラットフォームやボディ、パワートレインなど、全身に走りのためのこだわりが凝縮されています。

 また2025年4月には、トランスミッションやシャシーがアップデートされた進化型「GRヤリス」が登場。「TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(以下、TGRR)」のマシンとして、マスタードライバーのモリゾウことトヨタ自動車会長の豊田章男氏とともに「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」へ6年ぶりに参戦しました。

 TGRRは、“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”を掲げるTGRと、GRの車両を鍛えていくプロのレース集団・ROOKIE Racingが、モリゾウを中心として組織の枠を取り払い、“役職”ではなく“役割”で集まり、もっといいクルマづくりをさらに加速していくことを目指して結成されたチーム。

 TGRRが手がけた進化型「GRヤリス」109号車のドライバーのひとりとして参戦したモリゾウは、過酷なニュル24時間にもかかわらず、予定を上回るラップを周回。無事完走を果たしています。

 そのときの挑戦から誕生したモデルが、今回、発表された特別仕様車「GRヤリス MORIZO RR」だといいます。

トヨタ「GRヤリス MORIZO RR」
トヨタ「GRヤリス MORIZO RR」

 ニュル24時間への挑戦で培われた、ドライバーとクルマが対話できる一体感の高さ、信頼性や安心感、そしてクルマ好きが笑顔になれる、ずっと運転していたくなるような感覚を楽しめるよう開発された特別なモデルで、足まわりや駆動系などに専用のチューニングを施しています。

●カーボンウイングに専用ボディ色…限定車ならではのこだわり

 ここからは、「GRヤリス MORIZO RR」のスペシャルポイントを見ていきましょう。

 ひと目見てスタンダードな進化型「GRヤリス」との違いが分かるのが、カーボン製の専用リアウイング。ニュル24時間に向けて開発したもので、ルックス面での迫力もさることながら強力なダウンフォースを発生する機能的なパーツとなっています。このほかエクステリアには、フロントスポイラーやサイドスカート、カーボン製エンジンフードなどが装着されています。

 ボディ色には、専用色としてモリゾウがこだわった“グラベルカーキ”を採用。特別な色でありながら日常シーンにも溶け込むカラーとなっています。

 加えて、ピアノブラックのラジエターグリルで重心が低く見える引き締まった印象をプラスするほか、ブロンズカラーのホイール上品さを演出。ブレーキキャリパーはモリゾウのシグネチャーカラーであるイエローとすることで足元にアクセントをプラスするなど、細部にもこだわりが見られます。

 マスタードライバーやプロドライバーの意見をフィードバックしてつくり込んだ、インテリアも見逃せません。

 ステアリングホイールの表皮にはスエードを採用。モータースポーツにおける操作性を追求した外径がひとまわり小径化された専用品で、パドルシフトやステアリングスイッチの形状も変更されています。

 ステアリングスイッチは、ラリーマシンからの学びをフィードバックして各種スイッチが独立した形状に。また、モリゾウのシグネチャーカラーであるイエローのステッチや、「MORIZO RR」のロゴを配した専用のシリアルナンバープレートなど、細部まで特別な仕立てとなっています。

 そんな「GRヤリス MORIZO RR」は、メカニズム面にも見どころが満載です。

 足まわりは、ニュルのように路面の起伏が激しい環境でもタイヤがしっかりと路面をとらえて追従できるようショックアブソーバーの減衰力特性を最適化。これにより、優れたスポーツ走行性能を維持しながら、日常でもストレスなく乗れるパフォーマンスも実現したといいます。

 加えて、電動パワーステアリングの制御プログラムも変更。クルマとの対話を楽しめる上に、非日常の高揚感を味わえるハンドリングに仕上がっているといいます。

 さらに四駆制御モードも、モリゾウとともにチューニングしたという専用の仕立てとなっており、スタンダードモデルに備わる「GRAVEL」モードと置き換える形で「MORIZO」モードを設定。同モードは、ニュルを安心して走り切るための最適なイニシャルトルクと、フロント50:リア50の駆動力配分を採用します。

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 日本市場向けの「GRヤリス MORIZO RR」は、2026年春以降、スマートフォン向けアプリ「GR app」を通じて抽選申込を開始。販売台数は限定100台の予定だといいます。

Gallery 【画像】ニュル24時間で培った知見で仕立てたスペシャルな「GRヤリス」を写真で見る(20枚)
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